【2019年4月号掲載】
子どもの感性をはぐくむ絵本。
クルール編集室が季節を感じる、おすすめ絵本3冊を紹介します。
家族でのおうち時間に役立ててくださいね。
もくじ
1.『たねがとぶ』
2.『とべバッタ』
3.『きょうがはじまる』
4.紹介してくれたのは…
『たねがとぶ』
たねがとぶ
環境が変わることの多い春、将来に不安や焦りを感じたら、一度「今」を味わってみてはいかがでしょうか。
『たねがとぶ』の主人公は、道端でよく見かける春の植物。見逃しがちな「雑草」が、花を咲かせ、実を付けて、種を飛ばすまでをじっくり見ることができます。写実的で美しい絵が印象的ですが、文章もやわらかで、親子で読むのにぴったりです。「草の子ども」である種が、高く遠く飛ぶその旅に、大人はふと目頭が熱くなってしまうかもしれません。
『とべバッタ』
とべバッタ
命を狙われながら生きることが嫌になったバッタは、小さな茂みを飛び出した!
どこまでも飛ぶ力強いバッタの姿は、一歩踏み出す勇気をくれます。
『きょうがはじまる』
きょうがはじまる
服や朝食など「どれにする?」と話しながら読みたい絵本。
おしゃれでユーモアがあるお話で、選ぶのが楽しい。どんな今日も特別だと思い出させてくれます。
紹介してくれたのは…