初夏のご機嫌をつくる、すばらしきユーモア【きょう、これよんで】

2020年5月25日

【2019年6月号掲載】
子どもの感性をはぐくむ絵本。
クルール編集室が季節を感じる、おすすめ絵本3冊を紹介します。
家族でのおうち時間に役立ててくださいね。

 
もくじ

1.『せんたくかあちゃん』
2.『タンタンのずぼん』
3.『ふしぎなでまえ』
4.紹介してくれたのは…

『せんたくかあちゃん』

みんなおなじでもみんなちがう
せんたくかあちゃん


 
作/さとうわきこ 発行/福音館書店
「よしきた まかしときい」など歯切れがいい文章も楽しい。
絵本を読まない子にも喜ばれます。



5月の青空の下、フレッシュな人はより軽やかに、お疲れの人は元気にしてくれるのが、笑いが弾けるユーモア絵本。
『せんたくかあちゃん』のかあちゃんは、洗濯が大好きで、猫や犬、子どもたちまで洗ってしまいます。雷さまにも負けません。そのおおらかさ、パワー、スピード感。読めば、洗濯後のかあちゃんと同じ「ラムネ のんだあとみたい」な爽快な気分になれるはず!

『タンタンのずぼん』

やもじろうとはりきち
タンタンのずぼん

 
作/いわむらかずお 発行/偕成社



お母さんがつくってくれたズボン、大きすぎるけど、ブランコも電車ごっこもできるんだ。
タンタンののびのびとした発想にみんな夢中になります。

『ふしぎなでまえ』

いつだってともだち
ふしぎなでまえ


 
作/かがくいひろし 発行/講談社



出前を頼んだはずなのに、来たのはなぜかおなかを空かせたお皿と丼!?
大胆なストーリーとほのぼのとしたキャラクターが癖になる絵本。

紹介してくれたのは…

高橋 真生 さん 


絵本専門士、All About絵本ガイド。
絵本紹介サイト「にこっと絵本」運営中。
 

 

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