秋の味覚といえば「さつまいも」。
甘くて栄養豊富で、スイーツにもおかずにも使える万能食材です。
今回は、さつまいもを使った ポタージュ・デリ風サラダ・プリン の3つのレシピをご紹介します。
簡単に作れておしゃれに仕上がるので、日々の食卓やおもてなしにもおすすめです。
【2025年9-10月号掲載】
さつまいもの品種 いろいろ
さつまいもは、中南米原産。
コロンブスがヨーロッパへ持ち帰り、
東南アジア、中国を経て日本へ。
今では、日本でたくさんの品種が育成されています。
さあ、食べてみたいのは どれ?
べにはるか[ねっとり系]
2010年品種登録の新顔ですが、強い甘みとねっとりとした食感で人気急上昇!焼きいもブームの牽引役であり、料理やお菓子にも向きます。ほしいも用としても。作付面積シェア21.9%(1位)。
コガネセンガン[ホクホク系]
皮も中身も白くて、まるでじゃがいもみたい。いも焼酎の原料として代表的な品種ですが、芋けんぴや芋かりんとう、でん粉など、加工用として幅広く活躍。作付面積シェア20.5%(2位)。
ベニアズマ[ホクホク系]
関東を中心に栽培される昔ながらのさつまいも。その名の通り、鮮やかな紅色の皮に、濃い黄色の中身。2000年代は作付1位でしたが、近年ねっとり系に押され気味。作付面積シェア9.2%(3位)。
高系14号[ホクホク系]
古くから関西や南九州を中心に栽培される高系14号は、鹿児島の「ベニサツマ」、徳島の「鳴門金時」など、各地に独自に選別・改良された独自ブランドがあります。作付面積シェア8.2%(4位)。
シルクスイート[ねっとり系]
2018年に品種登録されたばかりのシルクスイートは、絹のようになめらかでしっとりした食感が持ち味。甘さは控えめなので、サラダやスープにも向きます。作付面積シェア7.4%(5位)。
安納いも[ねっとり系]
17世紀からさつまいもの栽培が始まった種子島。種子島の安納地区で栽培されていた「安納紅」と「安納こがね」の2品種を「安納いも」と呼んでいます。焼くと蜜が出るほどの甘さが特徴。
※品種別の作付面積シェアは、農林水産省農産局地域作物課「かんしょをめぐる状況について」2022年のデータより。
基本の「焼きいも」
おすすめ品種:べにはるか・安納いも
材料
作り方
- 1
- さつまいもを洗って水気を切り、オーブンシートを敷いた天板に並べる(しっとり仕上げたい場合は、1本ずつアルミホイルで包む)。
- 2
- 160℃のオーブン(予熱なし)で90分焼く(細いいもは70~80分ほどで焼き上がるので、途中で手袋をはめて触ってみて柔らかければOK)。
さつまいものポタージュ
おすすめ品種:べにはるか・シルクスイート
材料
- 焼きいも
- 正味200g
- 水
- 150ml
- 牛乳
- 200ml
- 塩
- 小さじ1/2
- 生クリーム・クルトン
- 適宜
作り方
- 1
- 焼きいもの皮をむいて量り、水を加えて、ブレンダー(またはミキサー)で撹拌する。
なめらかになったら、牛乳を加えてさらに撹拌する。
- 2
- 目の細かいザルなどでこして鍋に移し、弱火にかけて温める。
- 3
- 湯気がのぼるくらい温まったら、塩で味を調えて器に盛る。好みで、生クリーム・クルトンを飾る。
デリ風さつまいもサラダ
おすすめ品種:べにはるか・シルクスイート
材料(4~6人分)
- 焼きいも
- 1本(約250g)
- 紫タマネギ
- 1/4個(約50g)
- ベーコン
- 2枚(30~40g)
- オリーブオイル
- 小さじ1
- 卵
- 1個
- サヤインゲン
- 8本(40g)
- ☆マヨネーズ
- 大さじ3
- ☆味噌
- 大さじ1/2
- ☆粒マスタード
- 大さじ2/3
- ナッツ・パセリなど
- 適宜
作り方
- 1
- ゆで卵をつくる。卵の殻に針などで穴を開け、熱湯で8~9分茹でて冷水にとり、冷めたら殻をむく。
- 2
- サヤインゲンのヘタを除き、塩少々(分量外)を加えた熱湯で2分茹で、ザルにあげて冷ます。
- 3
- 紫タマネギは長さを半分にしてスライス、ベーコンは1cm幅に切る。
- 4
- フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、❸を加えて炒める。
紫タマネギが透き通ってしんなりしたら、火を止めて粗熱をとる。
- 5
- 皮ごと食べやすく切った焼きいもと、3cmほどの斜め切りにした❷を、❹に加える。
☆を混ぜ合わせて加え、焼きいもが崩れないよう和える。
- 6
- 器に盛り、食べやすくちぎった❶・粗く刻んだナッツ・パセリなどを飾る。
焼きいもプリン
おすすめ品種:べにはるか・安納いも
材料(4個分)
- 焼きいも
- 正味200g
- 牛乳
- 300ml
- 卵
- 2個
- 砂糖
- 大さじ2
- ◎生クリーム
- 100ml
- ◎砂糖
- 大さじ1/2
- さつまいもチップス
- 適宜
作り方
- 1
- 焼きいもの皮をむいて量り、牛乳の半量を加えて、ブレンダー(またはミキサー)で撹拌する。
なめらかになったら、残りの牛乳を加えてさらに撹拌する。
- 2
- 卵・砂糖を加えて再び攪拌し、均一に混ざったら目の細かいザルなどでこす。
器にそれぞれ流し入れ、上部をアルミホイルで覆う。
- 3
- 鍋またはフライパンに深さ2cmほど水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にする。
底にふきんなどを敷いて❷を並べ、ふたをして20分蒸す。
- 4
- 粗熱をとって冷蔵庫で冷やしたら、◎を合わせて泡立てたホイップクリームをのせ、好みでさつまいもチップスを飾る。
撮影場所:積水ハウス[IS ROY+E]
撮影:b-studio
コーディネート:湯原耐子
ヘアメイク:Sarina
レシピ:杉本智恵美
モデル:早耶香さん、詩さん(5歳)
※この記事はクルール2025年9・10月号の「特集」を加筆・修正して掲載しています