クルール読者の家計簿をママFPが診断!
ママFP 西山美紀さんがクルール読者が公開した家計簿を診断。
今の家計の問題は何?
どの費用が節約できる?
子育て家族のお金の悩みを3つのポイントで解説。自分たちにも実際に生かせるアドバイスが見つかるはずです。
【2025年9-10月号掲載】
貯蓄は2000万円近くあるけれど、預貯金は90万円で大丈夫?
貯蓄は2000万円近くあるけれど、
預貯金は90万円で大丈夫?
本連載初の1児のパパからの相談です。
相談者のプロフィール
パパ32歳・ママ32歳・5歳(女の子)
相談者's 家計簿
- パパ月収(手取り)
- 25万円
- ママ月収(手取り)
- 約8万円
- 児童手当
- 1万円
- 収入合計
- 約34万円
- パパボーナス(手取り)
- 110万円
- ママボーナス(手取り)
- なし
- 貯蓄
- 1,950万円
普通預金約90万円、日本株約760万円、米国株約45万円、投資信託約900万円等。
1カ月の支出表
- 住居費(住宅ローン返済)
- 70,000円
- 食費
- 55,000円
- 外食費
- 15,000円
- 交際費
- 5,000円
- スマホ(2人分)
- 3,000円
- Wi-Fi代
- 5,000円
- 水道光熱費
- 25,000円
- 日用品代
- 15,000円
- 美容・洋服代
- 15,000円
- 保育料
- 11,000円
- 子ども習い事
- 3,000円
- 車関連費
- 15,000円
- パパ小遣い
- 特に決めていない
- ママ小遣い
- 特に決めていない
- NISA積立
- 50,000円
- iDeCo
- 5,000円
- 生命保険・火災保険
- 3,000円
- 自動車保険
- 2,000円
- 支出合計
- 297,000円+α
※食費には、日用品が一部含まれる。パパママ小遣いはないが、子ども関係の買い物を含めて、パパ1万5000円、ママ2万5000円ほど使うことが多い。
チェックポイント❶
家計管理はパパでもママでも得意な方がリードを家族で明るくマネー会議をすると、貯蓄アップに
チェックポイント❷
毎月コツコツ投資信託を積み立てる“積立投資”が◎。利益が出ても税金がかからないNISAの活用が吉。
チェックポイント❸
投資が順調にいくと、預貯金が物足りなくなることも…でも、元本割れなくいつでも使える「預貯金」も大切!
家計管理と貯蓄術がお見事!投資と預金のバランスをとろう
連載11年目で初(!)のパパからのご相談です。
4年前にマイホームを購入した際、お金の勉強を始めたそう。夫婦で格安スマホに変え、保険も割安なものを厳選。月々支払う固定費を下げられると、大きな節約効果がありますね!
家計管理アプリのマネーフォワード MEを使い、情報をエクセルで管理。手取り月収の8割支出を目指し、オーバーしたらママと相談。家族マネー会議をすると貯蓄が増えるデータもありますよ!
投資はNISAで全世界株や米国株に連動する投資信託が中心。積立投資は自動で買う時期を分散できて◎。約2000万円の貯蓄、素晴らしいです!
パパは「投資性の資産はあるけれど、現金があまりない」と不安とのことで、ぜひ解消しましょう。急にまとまった現金が必要になったら、投資信託や株を売却することになり、もし相場暴落時であれば損を出して売ることになるので避けたいですよね。
普通預金は50万円ほどにして、生活防衛資金として定期預金に100万円~200万円あると安心。普通預金から、今使っているネット銀行に40万円を移して定期預金にし、残り60万円以上を「自動入金サービス」などを使って、毎月少しずつ給与振込口座からネット銀行に貯めていきましょう。ボーナスの一部を移してもよいと思います。
投資で順調にお金が増えていると、低い預金金利は物足りないかもしれません。でも、投資性商品は時々大暴落もあるため、たとえ金利が低くても、一部を定期預金で持っておくことは大切。最近はネット銀行などで、金利1・0%前後の高めの金利の定期預金もあります。ぜひ活用したいですね!
教えてくれたのは…
西山 美紀さん
ライター、FP(ファイナンシャルプランナー)。All About貯蓄ガイド。男の子と女の子、2児のママ。
著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)のほか、『お金の増やし方』(主婦の友社)等。 X(旧Twitter)
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