30代2児のママの家計簿公開!“小1の壁”の時期に退職しても大丈夫?【ママFP西山美紀さんが診断】

2026年10月27日

クルール読者の家計簿をママFPが診断!

ママFP 西山美紀さんがクルール読者が公開した家計簿を診断。

今の家計の問題は何?
どの費用が節約できる?

子育て家族のお金の悩みを3つのポイントで解説。自分たちにも実際に生かせるアドバイスが見つかるはずです。

【2026年5-6月号掲載】

3人目希望。“小1の壁”の時期などにママが退職しても教育費は足りる?

3人めを希望している共働き家庭。“小1の壁”の時期などにママが退職しても教育費は足りる?2児のママからのご相談です。

相談者のプロフィール

パパ38歳・ママ33歳・3歳(男の子)・1歳(女の子)

  • 購入一軒家
  • 車2台(車両ローン返済なし)

相談者's 家計簿

パパ収入(手取り)
33万円/月
ママ収入(手取り)
25万円/月
児童手当
2万5,000円/月
収入合計
約60万5,000円/月
パパボーナス(手取り)
150万円
ママボーナス(手取り)
180万円
貯蓄
約1,380万円
預金約900万円、外貨建て保険約180万円(中途解約した場合の金額)、NISA投資信託約300万円。

1カ月の支出表

住居費(住宅ローン返済)
78,000円
食費
60,000円
外食費
16,000円
日用品・子ども洋服代
20,000円
車関連・ガソリン代
20,000円
保育料
42,000円
スマホ(2人分)
5,500円
Wi-Fi代
4,800円
子ども習い事代
2,000円
水道光熱費
20,000円
パパママ小遣い
なし(結婚前からの貯蓄や共通費で余った分を使う)
NISA
120,000円
子ども口座へ
5,000円
医療保険
17,000円
持ち株会
10,000円
貯蓄型保険
20,000円
変額保険
30,000円
自動車保険
16,000円
火災保険
2,800円
支出合計
約489,100円

※ママの小遣いは、必要なときに使う。住宅ローンはあと15年ほどで完済予定。

チェックポイント❶

夫婦で家計と資産の共有ができていて素晴らしい。家計や資産形成がうまくいく家庭の秘訣ですね!

チェックポイント❷

大学費用3人分は問題なさそう。要注意なのは、高校卒業までの習い事や塾代。年間の家計の範囲におさめよう。

チェックポイント❸

一時的に仕事を休んでも大丈夫そう。ただ、共働きパワーは大きいため、無理のない時期に仕事復帰の検討を。

優れた家計管理と資産形成!教育費は塾や習い事費に注意

3人めを希望していて、「教育費は足りるか」「“小1の壁”でママが一時的に仕事をやめても大丈夫か」が気になっているそう。
まず、家計管理が素晴らしいです! クレジットカードの家族カードで食費や日用品代などを集計し、住宅ローンなども含めて夫婦の収入割合で負担額を決定。お見事ですね!
月12万円のNISA積立など資産形成も順調。夫婦でお金の話ができていて◎です。

支出の中では、土日の外食が多いのが反省点だそう。家計の面では大きな問題には感じませんが、ときにはお弁当を持って公園に行くなど、家族で楽しみながらメリハリ支出を試してもいいですね!

教育費は、高校卒業までは年間の家計から支払い、大学費用として高3夏までに1人500万円ほど準備するのが目安。一人暮らしなら、仕送りでさらに月6~9万円ほどかかることも。ただ、現在1400万円近い資産があり、NISA積立も続けていけば3人分でも大きな心配はなさそう。
塾や習い事で支出が膨らまないよう、「いくらかかるか」でなく「わが家は家計からいくらまでなら出せるか」を考えてから決めましょう。

ママがもし退職すると世帯収入は半分になりますが、住宅ローン負担が大きくなく、預金も十分あるため、数年は大丈夫そうです。
ただ、現状では毎月赤字になるため、一時的にNISA積立を減額するほか、貯蓄型保険を見直して、例えば保険料の支払いを一旦中止し、これまでの保険料分の保障が続く形(払済保険といいます)にするのも一案。数年して子育てが落ちついたら、無理のない範囲で少しずつ仕事復帰できると、家計の安定につながると思います!

教えてくれたのは…

西山 美紀さん
西山 美紀さん

ライター、FP(ファイナンシャルプランナー)。All About貯蓄ガイド。男の子と女の子、2児のママ。
著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)のほか、『お金の増やし方』(主婦の友社)等。 X(旧Twitter)

X @writerN1225

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