クルール読者の家計簿をママFPが診断!
ママFP 西山美紀さんがクルール読者が公開した家計簿を診断。
今の家計の問題は何?
どの費用が節約できる?
子育て家族のお金の悩みを3つのポイントで解説。自分たちにも実際に生かせるアドバイスが見つかるはずです。
【2025年7-8月号掲載】
計画はしっかり立てているけれど、ローンの返済や老後のお金が心配...
毎月目的別に分けて貯蓄。計画はしっかり立てているけれど住宅ローンの返済や老後のお金が心配という2児のママからの相談です。
相談者のプロフィール
ママ31歳・パパ32歳・5歳(女の子)・3歳(男の子)
相談者's 家計簿
- パパ月収(手取り)
- 約40万円
- ママ月収(手取り)
- 約8万8,000円
- 児童手当
- 2万円
- 収入合計
- 約50万8,000円
- パパボーナス(手取り)
- 70万円
- ママボーナス(手取り)
- なし
- 貯蓄
- 280万円+α
定期預金100万円、年金保険60万円、子ども用口座120万円
1カ月の支出表
- 住居費
- 102,000円
- 食費
- 24,000円
- 外食費
- 10,000円
- 交際費
- 20,000円
- スマホ(2人分)
- 14,000円
- Wi-Fi代
- なし円
- 水道光熱費
- 20,000円
- 日用品代
- 10,000円
- 保育料
- 10,000円
- 子ども習い事
- なし
- 車関連費(ローン返済等)
- 25,000円
- パパ小遣い
- 10,000円
- ママ小遣い
- 特に決めていない
- 自動積立
- 30,000円
- 子ども口座へ
- 10,000円
- 学資保険
- 20,000円
- 生命保険
- 17,000円
- 支払予定用貯金
- 25,000円
- 支出合計
- 347,000円+α
※支払予定用貯金は、旅行代5000円、固定資産税5000円、自動車税5000円、給食費1万円で毎月貯めている。
チェックポイント❶
年1回の大きな出費に備えて、毎月コツコツ貯める方法が素晴らしい。月々の赤字防止にもなります!
チェックポイント❷
中長期的に使うお金を準備するには、投資信託の積み立ても選択肢。投信積立は、10年以上長く続けよう!
チェックポイント❸
扶養から抜けて働き、収入アップを目指すと老後受け取る年金アップにもつながって◎。
目的別貯金が素晴らしい!中長期的な貯蓄も追加しよう
ママが家計を管理し、目的別に細かく貯めています。自動積立定期預金で月3万円のほか、年1回などの大きな出費(旅行、固定資産税、自動車税等)に向けて毎月貯金。子ども口座は一人各月5000円(年6万円)貯めていて、20歳になったら手渡すそう。計画的で大変素晴らしいですね!
パパの小遣いは月1万円を現金で渡し、クレジットカード利用はなし。手づくりお弁当を持参し、飲み会があれば5000円を手渡し。パパママの美容院代などは生活費から出しています。ルールが共有され、しっかり徹底されています。
アドバイスとしては、中長期的に使える貯蓄を少し増やしたいところです。
月1万円ほどでNISAで投資信託の積み立てを始めてみては?ネット証券会社の口座を開き、全世界株式に幅広く投資するタイプを選んでみるのも一案。10年以上積み立てを続けましょう。
「住宅ローン返済と老後について」が心配だそう。
まず、ローンが変動金利なので、今後金利が上がる可能性を考え、将来月々の返済額が上がっても対応できるように貯金を厚くしたいところ。月1~2万円くらい積み立ててみては。金利が上がってきたら、金利が低めの他の金融機関への借り換えも検討を。
老後は、マイホームがあるので住まいは安心ですね。できるだけ夫婦で長く働き、年金の受け取りを遅くして、元気でいることも老後への備えとなりますよ。
来年下の子が年中で、ママはパパの扶養から抜け、月15万円ほどに収入アップを目指すそう。
家計にも貯蓄にも心強いですし、ママが社会保険に加入すれば、将来受け取る年金もアップ。老後の安心感が増えて◎ですね!
教えてくれたのは…
西山 美紀さん
ライター、FP(ファイナンシャルプランナー)。All About貯蓄ガイド。男の子と女の子、2児のママ。
著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)のほか、『お金の増やし方』(主婦の友社)等。 X(旧Twitter)
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