HAPPY SMILE PASTA
粉からつくる、生パスタ
小麦の風味が豊かでツルツルもちもち、歯ごたえもおいしい生パスタ。作り方は簡単!実は強力粉と卵、オリーブオイルだけで手づくりできるんです。
今回は、パスタマシーン不要!子どもと一緒に粘土感覚でこねてつくるレシピを紹介します。
おいしいお店に行ったり、テイクアウトするのもいいけれど、手軽に作れる本格的なパスタをおうちで楽しみませんか?
もくじ
◉「おすすめのパスタテク」を教えて!
クルールママに聞きました!
◉基本のパスタ生地の作り方
◉サーモンクリームのファルファッレ
◉アーリオ・オーリオのピンチ
◉米粉とかぼちゃのニョッキ
◉料理の基本をマスターしよう♪
キッズトライ!
◉小麦粉ねんどを作ってみよう!
「おすすめのパスタテク」を教えて!クルールママに聞きました!
茹でて余ったパスタは、サラダにリメイク。パスタソースではなくて、ドレッシングでもおいしいですよ。(あゆみママ)
仕事を持つ私にとって、時短が何よりも大事! 早くつくりたい時は、レンジで茹でるパスタの容器がすごく使えます! 容器の中でソースに混ぜれば洗い物も少なくて済みます。(ふぅさん♪ママ)
小さい子ども向けに、スパゲティを半分に折って茹でています!(サンシャインママ)
ミネストローネが余ったら、トマトジュースと水・コンソメ・トマトホール缶を足して、最後にペンネかマカロニを入れて煮込みます。(ライオンキング3ママ)
時間がないときは缶詰だけど、トマトソースには生のトマトを使うとおいしい!(みかんママ)
最初から4人家族分のソースをつくると大変なので、市販のレトルトソースに好きな野菜やベーコン、ソーセージなどを加え、コンソメで味を整えるとたくさんできます。(みーちゃんママ)
基本のパスタ生地の作り方
【 材料 】4人分
* 強力粉…200g
* 卵(Lサイズ)…2個
* オリーブオイル…大さじ1
【作り方】
❶ 台の上に粉を山のかたちに盛る。中心を手でくぼませてリング状にする。
❷ くぼんだところに卵を割入れる。フォークなどで卵をときほぐし、内側の粉から卵と混ぜていく。
❸ 卵が流れずに、ざっくりと混ざったら手でひとまとめにする。オリーブオイルを加えてなめらかになるまでこねる。
❹ ラップでくるみ、生地を30分休ませる。
サーモンクリームのファルファッレ
イタリア語でチョウチョを意味するファルファッレは、その名の通りチョウチョ型。切った生地の真ん中をつまんでつくります。基本の生地にほうれん草をプラスしても彩りがキレイ!
【 材料 】2人分
* 基本のパスタ生地…1/2の量
* 生クリーム(乳脂肪35%以上のもの)…200ml
* スモークサーモン…100g
* オリーブオイル…大さじ1
* 塩・こしょう…適量
* 片栗粉…適宜
* スナップエンドウ・ブロッコリーなどお好みで
【作り方】
❶ 基本の生地をめん棒で1mm程度の薄さに伸ばす。2.5cm×4cmの長方形に切る。(パイカッターを使うとフチが波形に切れる。)
❷ 長方形に切った生地の中心を指でつまみ、蝶の形にする。片栗粉をまぶし、お皿等に並べる。乾燥を防ぐため、乾いた布巾をかぶせる。
❸ フライパンにオリーブオイルを熱し、スモークサーモンを軽く炒める。生クリームを加えて塩・こしょうで味を整える。
❹ たっぷりのお湯に塩大さじ1杯加える。ファルファッレと好みの野菜を加えて3分茹でる。❸のソースにからめていただく。
【 材料 】
* 基本のパスタ生地(こねる前のもの)…1/2の量
* 茹でたほうれん草…20g
【作り方】
❶ 茹でたほうれん草の水気をしっかりと切り、すりばちですりつぶす。
❷ 基本のパスタ生地のこねる前のものに❶を加えてよくこねる。こねあがったら30分ねかせ、ファルファッレのつくり方と同様につくる。
アーリオ・オーリオのピンチ
くるくる転がして、伸ばしてつくるピンチは、パスタの「麺」のイメージに一番近いかも。長~く伸ばせるかな?ツルツルしこしこの歯ごたえを楽しんで。
【 材料 】2人分
* 基本のパスタ生地…1/2の量
* 片栗粉…適量
* にんにく…1片
* オリーブオイル…大さじ3
* ベーコン…あれば厚切り
* スナップエンドウ…6個
* アスパラガス…2本
* 鷹の爪…お好みで
* 塩・こしょう…適量
* 片栗粉…適宜
【作り方】
❶ スナップエンドウは筋をとり、アスパラガスは縦に半分に切り、4~5cmの長さに切る。
❷ 基本のパスタ生地を2mm程度に伸ばし、ピザカッターなどで5mm位の厚さに切る。1本1本手のひらで転がしながら、細長いロープ状にする。10本つくるごとに片栗粉をまぶし、乾燥しないようにラップや布巾をかける。
❸ フライパンにオリーブオイルを熱し、スライスしたにんにく・お好みで鷹の爪を炒めて香りを出し、ベーコンを加え炒める。
❹ たっぷりのお湯に塩大さじ1を加え、❶と❷のピンチを3分茹でる。ざるにあげ、❸のフライパンに入れて炒める。塩・こしょうで味を整える。
米粉とかぼちゃのニョッキ
ニョッキの材料は、小麦粉も卵も使わず、米粉とかぼちゃだけ。丸めた生地をフォークでつぶして模様をつけるところは、きっと子どもが大活躍♪
【 材料 】2人分
* かぼちゃ…1/4個(皮と種を取り除き250g使用)
* 米粉…100g~
【作り方】
❶ かぼちゃは種を取り除き薄く切り、お皿に並べる。ラップをしてレンジで柔らかくなるまで加熱する。
❷ 皮を取り除いたかぼちゃと米粉をボウルに入れ、耳たぶの柔らかさになるまでこねる(水分はかぼちゃによって異なるので、米粉で調節)。
❸ 食べやすい大きさにちぎって丸め、フォークの背の部分でつぶす。たっぷりのお湯で浮いてくるまで茹でる。ミートソースをかけていただく。
【ミートソースの作り方】
【材料】
* たまねぎ…1個
* にんにく…1片
* オリーブオイル…大さじ1
* 合いびき肉…300g
* トマト缶(カット)…1缶(400g)
* 固形スープの素…1個
* トマトケチャップ…大さじ1
* 塩・こしょう…適量
【作り方】
❶ 玉ねぎ・にんにくはみじん切り。鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくを香りが出るまで炒める。玉ねぎ・合いびき肉も加えてさらに炒める。
❷ トマト缶・スープの素・トマトケチャップを加えて弱火で10分煮込む。塩・こしょうで味を整える。
クッキングの基本をマスターしよう♪キッズトライ!
テーマは 「ちぎる」
野菜やチーズ、生地だって。包丁を使わなくても、料理に「ちぎる」が活躍する場面はたくさん。「ちぎる」なら、小さい子も安心してお手伝いできちゃいますね。力持ち自慢、集まれ~♪
①〝野菜〟をちぎる
レタスやキノコなど、野菜の下ごしらえはボクにおまかせ。
②〝チーズ〟をちぎる
同じくらいの大きさにできるかな?「やわらか~い!」。
③〝生地〟をちぎる
パスタ生地だってちぎっちゃう。「よいしょ、うーん!」。
小麦粉ねんどを作ってみよう!
薄力粉・水・サラダオイル・塩・お好みの食用色素を混ぜてつくる「小麦粉粘土」は、小さい子が口に入れても安心な粘土。こねこね、何をつくろうかな?休日のおうち遊びにも、もってこいですね♪
※この記事はクルール2014年6月号の特集を加筆・修正して掲載しています
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