七夕にはそうめんを食べる、という家庭も多いかも。そうめんを食べる習慣は、昔の中国の「索餅」に由来します。さて、どんな料理かな?遥かな時代をさかのぼって、レシピと一緒に紹介します。
【2025年5-6月号掲載】
索餅(さくべい)風ドーナツ
索餅は、「そうめんの原型」といわれる、小麦粉と米粉を練ってねじった料理。昔の中国では7月7日に食べる習慣があり、日本には奈良時代に伝来。平安時代の貴族も七夕に食べていました。今回はドーナツにアレンジ。
材料(6個分)
- ◎強力粉
- 110g
- ◎米粉
- 40g
- ◎砂糖
- 20g
- ◎塩
- 小さじ1/2
- ドライイースト
- 2g
- 溶き卵
- 1/2個
- 牛乳
- 卵と合わせて90g
- バター
- 15g
- 揚げ油・仕上げ用砂糖(シナモンシュガー・ココアシュガー・きな粉などでも可)
- 適量
作り方
- 準備
- 牛乳(おおよそ70~80g)は電子レンジで30℃くらいに温める。バターは計量して室温に出しておく。
- 1
- ボウルをはかりにのせて溶き卵を計量し、牛乳を少しずつ加えて90gにする。ドライイーストを加え、ホイッパーでよく混ぜて溶かす。◎(ふるわなくて可)をすべて加え、ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜる。
- 2
- ひとまとまりになったら、台に取り出して5分ほどこね、表面がなめらかになってきたら生地を少し広げてバターを包み、さらにこねる。バターが全体になじんだら、表面がきれいになるよう丸めてボウルへ戻し、ラップをかけて室温(またはオーブンの発酵モード30℃)で、2倍に膨らむまで1時間ほどおく。
- 3
- ❷をカードで6分割し、それぞれ丸めなおす。とじ目を下にして5分ほど休ませたら、裏返して少しつぶして広げ、上下を1/3ずつ折りたたむ。さらに折りたたんで生地の合わせ目をとじたら、少し転がして棒状にする。真ん中が太く、端が細くなるように転がして伸ばし、30cmほどになったら、くの字に折り曲げてねじりながらツイスト状に成型する。オーブンシートにのせて布巾をかけ、30分ほど休ませる。
- 4
- 揚げ油を3cmくらいの深さになるよう鍋に入れ、160~170℃に温めて、❸を2~3個ずつ揚げる。きつね色になるまで3~4分揚げたら、網などにのせて油を切る。好みで砂糖などをまぶす。
冷製パスタ仕立ての天の川そうめん
索餅が変化したそうめんは、室町時代には生まれていたらしく、名前も「索餅」→「索麺」「素麺」と変化。さらに、江戸時代には七夕にそうめんを食べる習慣が広まっていたようです。今回は、そうめんを天の川に見立ててパスタ風に!
材料(3人分)
- トマト
- 大1個(300g)
- 塩
- 小さじ1/2
- ニンニク
- 1片
- オリーブオイル
- 大さじ3
- そうめん
- 150g(3束)
- 湯
- 適量
- トッピング(エビ・ホタテ・タコ・枝豆・オクラ・大葉など)
- 適量
作り方
- 1
- トマトは7~8mm角に刻んでボウルに入れ、塩を混ぜておく。
- 2
- 小さなフライパンに、オリーブオイル・包丁の腹でつぶしたニンニクを入れて、火にかける。ニンニクが薄く色づくまで加熱したら、熱々のオイルをニンニクごと❶に加え、よく混ぜて冷蔵庫で冷やしておく。
- 3
- 鍋にたっぷりと湯を沸かし、そうめんを記載時間通りに茹でる。茹で上がったらザルに取り、ボウルに移して流水でよく洗い、冷たくなったら再びザルに上げて、押し付けるようにしてしっかりと水気を取る。
- 4
- ❸をボウルに戻してオリーブオイル(分量外)を回しかけ、全体にからめておく。
- 5
- 器の中央に❹を盛り付けて、❷を周りにかける。トッピングをのせ、混ぜながら食べる。
しゅわしゅわする、星のフルーツポンチ
江戸時代に西洋から伝わり、もともとはお酒がメインのカクテルだったフルーツポンチ。大正時代、果物メインのメニューとして考案され、たちまち人気に。今回は七夕にちなんで、お星さまいっぱいの器に、しゅわしゅわのサイダーを注いで。
材料(4人分)
- 水・牛乳(常温に戻す)・カルピス(原液)
- 各1/2カップ
- 粉寒天
- 2g
- 好みのフルーツ(缶詰・冷凍でも可)
- 合計400gくらい
- サイダー
- 400ml
作り方
- 1
- 「カルピス牛乳かん」をつくる。小鍋に、水・粉寒天を入れ、木べらで混ぜながら火にかけ、沸騰後1分ほど混ぜ続ける。寒天がしっかり溶けたら火を止め、牛乳・カルピスを加えて混ぜる。
- 2
- バット(15×20cmくらい)または保存容器(小さければ2つに分けても)に❶を流し入れてラップをかけ、冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める。
- 3
- 食べやすくカット(または型抜き)したフルーツ・❷を器に入れる。サイダーをかける。
撮影場所:日本ハウスホールディングス
撮影:b-studio
コーディネート:湯原耐子
ヘアメイク:Divine Hair Hitomi
レシピ:杉本智恵美
モデル:智美(ともみ)さん、琴美(ことみ)さん(6歳)
※この記事はクルール2025年5・6月号の「特集」を加筆・修正して掲載しています