日本でも身近なりんごは、そのままで食べても、料理に使ってもおいしい果物。どうやって切ろうか?どんな料理にする?おすすめをご紹介します。
【2026年1-2月号掲載】
「くし切り」よりラクなりんごの切り方
「りんごは食べたいけど、切ったりむいたりが面倒で…」ということはありませんか。そんなときに便利なのが、一般的な「くし切り」よりも簡単なカット方法。2パターンをお伝えしますから、ぜひ試してみて。どちらも芯を切り取る必要がないので、子どもでも切りやすく、時短です。
おてがる!垂直カット

- 芯を避けて、点線の部分をカット。

- 真ん中の芯の部分だけ捨てられて食べやすいです。
皮も気にならない!スターカット

- 水平に輪切りにする。

- 星形になった、真ん中の芯の部分を持って食べる。

- 輪切りにしてから、型で抜いてもかわいい!
手のひらサイズのアップルパイ
材料(直径10cm×4個分)
- 冷凍パイシート(18cm×18cm程度の正方形のもの)
- 1枚
- りんご
- 小1個
- 砂糖
- 小さじ4
- シナモン
- 適宜
- バター
- 15g
- ◎アーモンドパウダー
- 15g
- ◎卵
- 15g
- ◎砂糖
- 15g
作り方
- 1
- 冷凍パイシートをまな板などにのせて10分ほど室温に置き、麺棒で20×20cmに延ばす。カットしやすくするため、まな板ごと冷凍庫に入れ、10分ほど冷やす。
- 2
- アーモンドクリームをつくる。バターを室温に戻し、◎を加えて混ぜる。
- 3
- りんごは四つ割りにして芯を除き、薄くスライスする。あればレモン汁をかけておく。
- 4
- オーブンを190℃に予熱する。
- 5
- ❶に子ども用茶碗などを当ててナイフで直径10cmの円形4枚にカットし、オーブンシートを敷いた天板にのせる。
- 6
- ❺にフォークなどで8~10カ所穴をあけ、❷を1/4ずつ塗る。好みでシナモンを振り、❸をずらしながら放射状に並べる。
- 7
- 4枚の❻の表面に小さじ1ずつ砂糖を振りかけ、190℃のオーブンで25分焼く。
豚肉とりんごのポットロースト
材料(直径18cmの鍋ひとつ分・約3~4人分)
- 豚肩ロースブロック
- 400g
- 塩
- 小さじ1
- コショウ
- 少々
- ニンニク
- 1片
- りんご
- 1個
- ジャガイモ
- 小2個
- 白ワイン
- 1/4カップ
- ローズマリー
- 1本
作り方
- 1
- 豚肩ロースブロックに塩・コショウをまぶして全体にすり込み、ラップで包んで室温に1~2時間置く。
- 2
- りんごは芯を除いて12等分に、ジャガイモは皮をむいて4つに切る。
- 3
- 厚手の鍋に、薄く油(分量外)を引いて中火にかけ、鍋が温まったら、❶・包丁の腹でつぶしたニンニクを入れる。❶に焼き目が付いたら転がし、全体に焼き目が付いたら白ワインを加える。
- 4
- 鍋の空いているスペースに❷を入れ、ローズマリーをのせてふたをする。煮立ったら弱火で30分加熱し、火を止めて10分置く。
- 5
- 豚肩ロースブロックを取り出してスライスし、りんご・ジャガイモと一緒に盛り付ける。
まるごとりんごの豆サラダ
材料(1個分)
- りんご
- 1個
- サラダ用ミックスビーンズ
- 1袋(約60g)
- 好みのドレッシング
- 大さじ2
作り方
- 1
- りんごの器をつくる。りんごはふたになる部分をカットし、ボウルに張った水に漬けておく。端から7mm内側にナイフで切り込みを入れ、スプーンなどを使って少しずつくり抜く。くり抜いた身は、種や固い部分を除いてボウルの水に漬けておく。
- 2
- 水に漬けておいたりんごの身を取り出し、キッチンペーパーで水気を取る。サラダ用ミックスビーンズと同じくらいの大きさに切ってボウルに入れる。
- 3
- ❷にサラダ用ミックスビーンズ・好みのドレッシングを加えて和え、❶の器に盛る。
お話の中のりんごたち
古今東西、さまざまな逸話に登場する果物といえば、りんご。あのりんごが出てくるお話は、そういえばどんなお話?さあ、めくるめくりんごの世界へ。
りんごを射抜いたのは?
ウィリアム・テル
ウィリアム・テルは、14世紀スイスの伝説上の人物。オーストリアに支配されたスイスで、代官の帽子に敬礼しなかったことで、弓の名手テルは息子の頭にのせたりんごを矢で射るように命じられます。テルはためらいますが、息子は父の腕を信じます。そして……見事、その矢はりんごを射抜くのです。
毒りんごを食べたのは?
白雪姫
子どもたちにもおなじみの「白雪姫」は、『グリム童話』に載っている物語。王妃に命を狙われた白雪姫は、森で7人の小人と一緒に暮らします。しかし、そこへ王妃がりんご売りに化けて訪れ、毒入りのりんごを手渡します。白雪姫は、まんまとそのりんごを食べてしまい……その後は、もうわかりますね。
りんごが落ちるのを見たのは?
アイザック・ニュートン
イギリスの科学者アイザック・ニュートン。ニュートンは「庭でりんごの実が落ちるのを見たことをきっかけに、万有引力の法則を発見した」との逸話があります。このりんごの木は「ニュートンのりんご」と呼ばれ、収穫前に実が落ちやすい品種。接ぎ木によって残され、その苗木は日本にも贈られています。
撮影場所:栃木ハウス [progressive modern]
撮影:b-studio
コーディネート:湯原耐子
ヘアメイク:Sarina
レシピ:杉本智恵美
モデル:梓(あづさ)さん、湊太(そうた)さん(6歳)
※この記事はクルール2026年1・2月号の「特集」を加筆・修正して掲載しています