【2021年9・10月号掲載】
子どもが幼稚園に通い始めたり、時間にゆとりができると「そろそろお仕事したい!」と考えるママも多いのではないでしょうか。でも子育てをしながら仕事を両立するのは、ママにとって大変なこと。
そこで「お仕事をはじめてみようかな?」と考えているみなさんに、実際に働いているママの声をご紹介します。仕事と子育ての両立のための工夫や、1日のスケジュールも大公開!
今回は、加西市在住のゆりあママにお話をうかがいました。
\ いまどきママの働き方を拝見! /
心にゆとりを持って、
自分らしく楽しく仕事しています
ゆりあママ
◎Profile
加西市在住。助産師。
セルフフォトスタジオhouse studio HALU経営。
ご主人と3歳男の子、0歳男の子の4人家族。総合病院で助産師として4年勤務後、不妊治療の為退職。1人目が1歳の時に起業し、セルフフォトスタジオ設立。助産師の資格を活かし、自らニューボーンフォト撮影も行う。子育てサークル「Clap」、イベント企画「北条conne」運営。
もくじ
1.どんなお仕事をされていますか?
2.子育てで大切にされていることは?
3.仕事と子育てを両立するために、
どう工夫されていますか?
4.ゆりあママの一日のスケジュール
5.ゆりあママの休日
どんなお仕事をされていますか?
長男が1歳のころ、記念写真を撮りたくても高価で手が出ずに断念しました。きっと同じ思いの人も多いはず…と思い切って起業し、セルフフォトスタジオを作りました。
一軒家を購入し、家族や友達に手伝ってもらってDIYでリノベーション。念願のスタジオが完成した時は涙が出るほどうれしかったです。
セルフフォトスタジオですので、カメラマンはパパとママ。リラックスして自然な写真が撮れるだけではなく、ヘアメイクや衣装レンタルもあるのできちんと正装した記念写真も残せます。
助産師の経験を活かしたニューボーンフォトの出張撮影では、生まれたての赤ちゃんの扱いに慣れているので、安心して頼めるとご好評をいただいています。
また、撮影しているとママから育児相談を受けることが多く、赤ちゃん連れで気軽に集える場を提供したいと、乳児ママ向け子育てサークルを立ち上げました。特に0歳児がいるママは、聞いてもらいたいお悩みも多いけど外に出ることを躊躇しちゃいますよね。気軽に集まって、いっぱいおしゃべりしてもらえたらと思っています。
子育てで大切にされていることは?
時間が許す限り一緒にいるようにしています。助産師の時は仕事に熱が入るといっぱいいっぱいになり、他のことが頭に入らなくなることも多かったので、子どもと向き合うには時間的にも精神的にも、余裕をもって接したいという思いがありました。
時間の調整ができる今の働き方は自分にとても合っていて、仕事が早く終わればお迎えに行って公園で遊んでいます。
手のかかる時期であると同時に今しかない幼児期に、できるだけ一緒にいられる時間を多くしてあげたいです。
仕事と子育てを両立するために、 どう工夫されていますか?
夫には、私が最も苦手な家事である食器洗いをお願いしています。元々ゴミ出ししかしてくれなかった夫ですが、何度も話し合いを重ねた結果、快諾してくれました。
常に子どもと一緒に仕事ができる環境ではありますが、上の子の保育園がお休みの日は、おばあちゃんに頼んで子守をお願いしています。
家にいてもイベントのオンラインミーティングや、写真の編集など仕事と離れることはありませんが、家事、育児、仕事の線引きがないからこそ、時間をうまく使いこなせてるのだと思います。
それも家族の協力があってこそ!お蔭様で自分らしく楽しく仕事ができていることを感謝しています。
ゆりあママの一日のスケジュール
ゆりあママの休日
車でおでかけ 子どもたちも大喜び♪
休日も隙間時間にニューボーンフォト編集中
休みが合う日はパパとランチ
いまどきママの働き方を拝見!
「子育てって大変ですよね」と
話せる場所を心がけて
ゆかりママ
いまどきママの働き方を拝見!
自らの裁量でチャレンジ
理想のワークライフバランスを実現
作原 美穂さん