【2021年5・6月号掲載】
子どもが幼稚園に通い始めたり、時間にゆとりができると「そろそろお仕事したい!」と考えるママも多いのではないでしょうか。でも子育てをしながら仕事を両立するのは、ママにとって大変なこと。
そこで「お仕事をはじめてみようかな?」と考えているみなさんに、実際に働いているママの声をご紹介します。仕事と子育ての両立のための工夫や、1日のスケジュールも大公開!
今回は、加古郡稲美町在住のゆかりママにお話をうかがいました。
\ いまどきママの働き方を拝見! /
「子育てって大変ですよね」と
話せる場所を心がけて
ゆかりママ
◎Profile
加古郡稲美町在住。管理栄養士。
ご主人と6歳の女の子、3歳の男の子と4人家族。
学生時代の祖母の介護をきっかけに「寝たきりになっても美味しいごはんを食べさせてあげたい」と管理栄養士の資格を取得後、保育園勤務を経て、株式会社アメニティ・プランニングに入社。同社が経営するつつじ薬局で受付と栄養相談を行う。
もくじ
1.どんなお仕事をされていますか?
2.子育てで大切にされていることは?
3.仕事と子育てを両立するために、
どう工夫されていますか?
4.ゆかりママの一日のスケジュール
5.ゆかりママの休日
どんなお仕事をされていますか?
つつじ薬局で受付と管理栄養士として栄養相談を担当しています。
処方箋を持ってこられる患者さんやその家族の方の栄養相談にのったり、つつじ薬局で力を入れている未病対策用のオリジナルサプリメントや体にいいおやつ、ハーブティーなどの商品説明をしています。
また子ども連れの方が多いので離乳食や幼児食のカウンセリングに来られる方もいらっしゃいます。
最近ではコロナでおうち時間が増えたことで、運動不足になったり、おやつの時間が不規則になりダラダラ食べが増えたことが原因で小児肥満に関する悩み相談が多かったです。
息子が9ヶ月までほぼご飯を食べてくれずすごく心配した経験を活かし、「子育てって大変ですよね」と話せる場所を心がけて、栄養相談に取り組んでいます。
子育てで大切にされていることは?
色々やらせるというよりは、本人が決めたことを応援したいです。何かに興味を持ち始めたら、親子で一緒に体験することでさらに探求心を駆り立て、気持ちが持続するきっかけになればと思っています。
例えば、保育園で地図に興味を持ち始めたのでお風呂に日本地図をはって「これは何県?」とクイズ大会をしたり、新幹線が好きなので図鑑で一緒に調べたりしています。
私自身、興味があった習字にも一緒に通い始めました。
また月1回家族で農業体験にも行っています。
自然に触れ作物を育てることで、食べ物を大切にして感謝の気持ちが芽生えたらと思っています。
仕事と子育てを両立するために、 どう工夫されていますか?
主人と実家の両親に甘えています。最初は気が引けていましたが、思い切ってお願いしてみると快く協力してくれました。週末に家族で実家へ行くと、子どもたちは祖父母に甘え、私は家事から解放されています。
自宅で私が家事をしている時は、主人が子どもたちの遊び相手をしてくれます。その時は必ず「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるようにしています。言われた方も嬉しいですし、家事育児に対してお互いやる気がアップしたりやりがいを感じたりとプラスに働きます。
「自分がこれを準備している間に、子どもたちにはこれを食べさせて…」とつい頭の中でスケジュールを細かく組んでしまい、気持ちに余裕がなくなることがあります。その時は短時間でも一人で過ごす時間を作って、頭の中を空っぽにするようにしています。
最近は子どもを寝かしつけた後、テレビを見ながらお菓子を食べるのが至福の時間です(笑)
ゆかりママの一日のスケジュール
ゆかりママの休日
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