家族でとりくむ大掃除術
もうすぐ年末、大掃除の季節ですね。
ママたちからの声で多いのが 「家族が手伝ってくれない」という悩み。そこで、今回は家族みんなで大掃除をする方法をお伝えします。
もくじ
1.「見える化」することで 大掃除がぐっと楽に♪
2.これであなたもうまくいく?
片付けの処方箋 タイプ別でチェック!
3.大掃除の対策【A】が一番多いあなたは…
4.大掃除の対策【B】が一番多いあなたは…
5.大掃除の対策【C】が一番多いあなたは…
6.【Step.1 選ぶ】大掃除を“見える化”しよう
7.【Step.2 決める】役割分担をしよう
8.【Step.3 取り組む】道具をそろえて、いざ大掃除
9.教えてくれたのは…
「見える化」することで 大掃除がぐっと楽に♪
ポイントは、大掃除で「やらなくちゃ!」と思っている部分を紙に書き出して、「見える化」すること。
「見える化」することで、掃除の全体量がわかり、先に済ませておいたり、家族に分担しやすくなるのです。
下図のように、紙に書き出した掃除項目を分類してみましょう。
大掃除は、①に分類された、普段とりかかれない場所を中心に行います。子どもたちには、④に分類された、「玄関の靴をそろえる」「おもちゃをしまう」など簡単にできることを割り振りましょう。これで、孤独で大変な大掃除がぐっと楽に、楽しくなりますよ♪
①を中心に、②・③の順に大掃除にとりかかりましょう。
特に、「窓」や「床」といった、普段とりかかれず、人に見られた時に汚れが気になる部分を先に済ませておくとスッキリ!
子どもは、モノを移動したり、サッシの掃除などの細かい作業だと熱中しやすい傾向があります。
5~10分ほどで終わる簡単なものだと、子どもが上手に掃除できなくても、イライラしないで済みますね♪
★余裕があれば④は、大掃除までの時間に、コツコツとりくんでおくと、大掃除の日に楽!
これであなたもうまくいく?片付けの処方箋 タイプ別でチェック!
A~Cのうち、最も多くチェックがついたものが、あなたのタイプ。
1つでも該当したらその予備軍かも。
【 A 】
□ 家族に大掃除の大変さを
アピールするがスルーされる
□「きちんとやって!」とつい
完璧を求めてしまう
□ 大掃除の時期はいつも
イライラしてしまう
□
片づけてもすぐ散らかされ、大変な思いをしている
□ おもちゃが出しっぱなしで、
子どもに怒ってしまう
【 B 】
□ 片づける時は、まず
収納グッズを買いにいく!
□ 予定表をつくろうとするが、
つくらないまま
年が明ける
□
そもそも片づけないと掃除もできない状態
□ 予定を立てたが
1日でもサボるとなあなあに
□
細かいところから始めてなかなか進まない
【 C 】
□ 出てきた書類は丈夫な
紙袋に入れて納戸へ
□
中身のわからないダンボールがある
□ リビングは片づくが
納戸がパンパンに…
□ 空いている引き出しに
とりあえずしまってしまう
□
使っていない健康器具や家電がいっぱい
大掃除の対策【A】が一番多いあなたは…
なんで私ばっかりなのさ!怒りがふつふつ…
湯沸かし母さん
〜 お片づけの処方箋 〜
まずは大掃除の表をつくり、家族と情報共有!頼れるところは家族やプロの手を借りて孤独な大掃除にさようなら!
大掃除の対策【B】が一番多いあなたは…
「どこから片づけようかな?」で結局年越し!
迷える子羊母さん
〜 お片づけの処方箋 〜
小空間からとりかかりがちなあなた。表の①や③といった大空間から進めると掃除の成果が見えて気分もUP!
大掃除の対策【C】が一番多いあなたは…
とりあえず見えるところだけ!
リバウンド母さん
〜 お片づけの処方箋 〜
整理なしの大掃除はリバウンドのもと!不要なものの処分を中心にとりくめば、リバウンドの心配なし!
「見える化」と「わくわく感」で
サクサク大掃除を進めよう
大掃除のポイントが分かれば、お子さんと一緒に早速始めましょう。
まずは「見える化」。付箋と表を使うとやるべきことがはっきりします。
もう一つは「わくわく感」。ゲーム感覚で、予定をクリアしていく達成感を楽しめます。子どもがひとつクリアするごとに、いっぱいほめてあげましょう♪ 作業は主に「整える」「磨く」の2種類。
家族共有部分の整え作業は大人、細かい部分の磨き作業は子ども、と分担しましょう。
【Step.1 選ぶ】大掃除を“見える化”しよう
※頭で考えながら分けられる人は❷をとばしてもOK!
❸ 分類したら色分けして、
付箋に項目を書き出す。
表の左上の「整え作業」を早く進めるのがサクサク進むポイントです。
※付箋を4色揃えられない場合はカラーペンでの色分けでもOK!
●家族会議をしよう
どんなことならやってみたいか、短時間で終わるものはどんなものがあるか、家族で話し合ってみましょう。
【Step.2 決める】役割分担をしよう
❶ 家族で役割分担をする。子どもには楽しく
できることを自分で選んでもらう。
できなかった付箋は、翌週にずらしていきます。
付箋がたまってしまう場合は、大掃除が進んでいない証拠。
●小さな空間は、子どもにお願い
Step.1の表の右下が、子どもが楽しくできるところ。
サッシのレール磨き、お風呂の鏡、ごみ箱、棚の埃とり…など、小さな空間できれいにしたいところをお願いしていきます。
【Step.3 取り組む】道具をそろえて、いざ大掃除
❶ 子どものサイズにあった道具を用意して、予定通りがんばってみる。
掃除用具はその子にあった高さ(目線〜腰)、使う場所にまとめておくと、掃除へのハードルが下がります。
●「できたよグラフ」でわくわく感をプラス
予定がクリアできたら、付箋をグラフに貼っていきましょう。これで、どのくらい頑張れたか一目瞭然! 家族でゲーム感覚で取り組むと楽しいですよ。
教えてくれたのは…
整理収納コンサルタント
小堀 愛生(こぼり めぐみ)さん
『SSS-Style+(エスエスエス-スタイルプラス)』主宰。NPO法人ハウスキーピング協会認定講師・二級建築士・キッチンスペシャリスト・インテリアコーディネーター等資格を保有。親・子の片づけマスターインストラクターとしても活動中。
ブログ『整理収納LABO』
※この記事はクルール2015年12月号・2016年12月号の「おかたづけ日和」を加筆・修正して掲載しています