子どもと一緒に冬に読みたい絵本〜冬がもっと楽しくなる21冊〜

日が暮れるのが早く寒い冬、ゆっくりお家で絵本を読んで過ごしませんか？
今回は「冬」をテーマにした絵本を3つの本屋さんから選んで頂きました。
また、読み聞かせや絵本の選び方など気になることを聞いてみました。
ぜひ絵本選びの参考にしてみてくださいね。

 
１．ほるぷ絵本館／加古川市
２．井上書林／姫路市
３．子どもの本 ジオジオ／加古川市

ほるぷ絵本館／加古川市

 

Q.同じ絵本ばかり読んでほしがります。違う絵本を読んだ方がいいですか？

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A.想像力が豊かな証拠です！
子どもが同じ絵本をもってくるのは、読んでもらう度に新しいことを発見しているから。想像力が豊かな証拠です。発見が尽きると新しい絵本をもってくるようになります。また、同じ絵本を読んでもらって安心したいという気持ちもあるのでお母さんの選んだ絵本と１冊ずつ読むようにするといいですね。

 
   


イブの夜、仕事を終えてやっとねむろうとしたサンタさん。ふと袋の中を見るとプレゼントがひとつ残っているではありませんか。さあ大変、朝までにとどけられるでしょうか。

『クリスマスのおくりもの』
ジョン・バーニンガム／作・絵   長田 弘／訳
ほるぷ出版 本体価格 1,800円＋税 

 


サンタクロースのおてつだいができるなんてなんてすてきなことでしょう。ちいさなおんなの子におきたクリスマスの特別なものがたり。幻想的な写真に子ども達もうっとりとして聞いていました。

『サンタクロースのおてつだい』
ロリ・エベルト／文　ペール・ブライハーゲン／写真　なかがわ ちひろ／訳
ポプラ社 本体価格 1,500円＋税

 


クリスマス会や忘・新年会シーズンのだしものにピッタリ。子どもも出来るし、大人がやってもおもしろい簡単おもしろ手品。お話し会でも大うけした１冊。子ども達と一緒にわらいましょう！！

『てじなでだましっこ』
佐伯俊男／作・絵
福音館書店 本体価格 900円＋税

 


雪がふった時の驚きと喜びを幼い子どもの心に寄り添って表現した作品。特別なドラマはないけれどふりつもる雪のように静かに進んでゆくストーリー。質の高い絵本です。

『ゆきのひ』
エズラ・ジャック・キーツ／作・絵　木島 始／訳
偕成社 本体価格 1,200円＋税
     

井上書林／姫路市

 

Q.子どもの読み聞かせは何歳から始めればいいですか？

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A.首が座わる頃から読んであげましょう。
産まれてすぐは、はっきりと色が見えていません。ですが、耳は聞こえているので首が座わる3か月ごろから話しかけるように毎日読んであげるといいと思います。自分に何かしてくれている、自分が大切にされていると感じることで自己肯定感が養われます。「じゃあじゃあびりびり」や「ぴょーん」など擬音が多いものがおすすめです。まずは親子の大切なスキンシップと捉えて絵本に親しんでくださいね。

 
   


森に捨てられた路線バスと森に住む動物たちが一緒になり森の中にクリスマスツリーをつくる心あたたまるお話です。

『ばすくんのクリスマス』
みゆきりか／作　　なかや みわ／絵
小学館 本体価格 1,200円＋税
 
     

子どもの本 ジオジオ／加古川市

 

Q.絵本を選ぶときのポイントを教えてください。

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A.大人自身が面白いと思う本を見付けて
絵本は子どもたちだけのものにしておくには、もったいない世界です。『子どものためになるから…』と考えず、本を選ぶ大人自身が、面白がり、ワクワクし、しみじみと感動できる絵本を見付けてください。お子さんと絵本の楽しさを共有できることは大切で何より素敵なこと。年齢・ご希望をお聞きし絵本を選ぶお手伝いもさせて頂きます。

 
   


おおきなクマさんとちいさなヤマネくんは、大のなかよし。森に冬じたくのお店が開店しました。ふたりはそれぞれにお気に入りのものを見つけます。お金はどんぐりです。でもたりないなぁ．．．。

『ふゆじたくのおみせ』
ふくざわ ゆみこ／作・絵
福音館書店 　本体価格 1,200円＋税