風邪の季節こそ、心も体も軽やかに【きょう、これよんで】

【2020年2月号掲載】
子どもの感性をはぐくむ絵本。
クルール編集室が季節を感じる、おすすめ絵本3冊を紹介します。
家族でのおうち時間に役立ててくださいね。

 
１．『はなみず じゅるじゅる せき ごほごほ』
２．『ぼくびょうきじゃないよ』
３．『エイモスさんがかぜをひくと』
４．紹介してくれたのは…

『はなみず じゅるじゅる せき ごほごほ』

文／細谷亮太　絵／つちだよしはる　発行／童心社
風邪は身近なことなので、子どもたちも真剣に聞いてくれます。
予防したいときにもおすすめ。

『はなみず じゅるじゅる せき ごほごほ』は、風邪のメカニズムを教えてくれる絵本です。
風邪って、苦しいし大変！でも、体の中には「ちからマン」がいて、ウイルスを追い出そうとがんばっているのです。
鼻をかんだりうがいをしたりすることで、ちからマンを応援できるのだとやる気を出す子も。「体は自分で元気になる力を持っている」と知ることが、元気につながります。

『ぼくびょうきじゃないよ』

作／角野栄子　絵／垂石眞子　発行／福音館書店

ロングセラーの風邪絵本。楽しみなイベント前にひいてしまった風邪、どうしたら治るかな？
うがい嫌いな子も、「くましきうがい」はしたくなります。

『エイモスさんがかぜをひくと』

文／フィリップ・C・ステッド　絵／エリン・Ｅ・ステッド
訳／青山南　発行／光村教育図書

動物園で働くエイモスさんは、今日は風邪でお休み。心配のあまり動物たちは……。
ストーリーも絵も色遣いも、すべてがやさしくて、心がふんわり温かくなります。

紹介してくれたのは…