30代1児のママの家計簿公開!社会保険料や老後資金が心配【ママFP西山美紀さんが診断】

2025年12月29日

クルール読者の家計簿をママFPが診断!

ママFP 西山美紀さんがクルール読者が公開した家計簿を診断。

今の家計の問題は何?
どの費用が節約できる?

子育て家族のお金の悩みを3つのポイントで解説。自分たちにも実際に生かせるアドバイスが見つかるはずです。

【2025年11-12月号掲載】

「働く際の社会保険料」や「老後資金」が心配

積み立ての貯金や投資に月8万円をまわしている1児のママ。「働く際の社会保険料」や「老後資金」が心配というご相談です。

相談者のプロフィール

パパ41歳・ママ36歳・3歳(女の子)

  • 賃貸アパート
  • 車2台(車両ローンなし)

相談者's 家計簿

パパ月収(手取り)
34万円
ママ月収(手取り)
なし(専業主婦)
児童手当
1.5万円
収入合計
約35.5万円
パパボーナス(手取り)
90万円
ママボーナス(手取り)
なし
貯蓄
900万円
普通預金400万円、定期預金200万円、財形貯蓄45万円、株や投資信託約250万円。

1カ月の支出表

住居費(家賃)
80,000円
食費
60,000円
外食費
10,000円
交際費
10,000円
スマホ(2人分)
7,000円
Wi-Fi代
5,000円
水道光熱費
20,000円
日用品代
8,000円
子ども関係(おもちゃ等)
3,000円
保育料(幼稚園)
25,000円
交通費・旅行代等
10,000円
車関連費
12,000円
パパ小遣い
15,000円
ママ小遣い
15,000円
財形貯蓄
50,000円
銀行自動積み立て
20,000円
投資信託積み立て
30,000円
保険料
22,000円
支出合計
382,000円+α
※物価高騰もあり、食費が以前より月5000円アップ。夫婦で話し合って決めた小遣いは、毎月現金で受け取っている。

チェックポイント❶

預金と投信積み立てで、月8万円の貯蓄が素晴らしい!「先取り貯蓄」は資産アップの大きなカギになります。

チェックポイント❷

しばらく使わない100万円単位のお金は定期預金へ。金利が少し上がっているので、増やせるチャンスです。

チェックポイント❸

ずっと賃貸住まいの場合は、「老後の住まい」も検討を。少し先なので、積立投資で資産をコツコツ築いていこう。

貯金も投資も、実にお見事!働くことで老後の心配の軽減に

子どもが生まれて「預金だけでは足りないかも」と投資を始め、全世界株式タイプの投資信託を積み立てています。目的は、教育費と老後資金。
「最初は不安だったけど少しずつ慣れて、長期で考えれば大丈夫!という気持ちに」とママ。ぜひ続けていきたいですね。
昨年パパが転職したのをきっかけに財形貯蓄を月3万円、1年前には銀行の自動積立定期預金を月2万円でスタート。毎月貯まる仕組みをつくっていて◎です!

普通預金が400万円と多めですが、金利が上がってきたので300万円ほどを定期預金にしてみては。ネット銀行などの金利1%の定期なら、年3万円(税引前)の利息に。そのお金を投資にまわして、好循環をつくるのもいいでしょう。
小遣いは月1万5000円ずつで、毎月収支や投資信託の評価額、残業代が出たらどうするかなどについて、パパとマネー会議。お金の流れを共有できれば、ストレスなく貯められますね。

ママは数年以内にパートで働き、その後、契約社員や正社員を考えているそう。働くことで、社会保険料の支払いが気になるそうですが、社会保険に入ると将来受け取る年金が増え、病気やケガで働けないときに傷病手当金が出るなどメリット大。老後資金が心配だそうで、その一部カバーにもなります。

また、賃貸住まいなので、老後の住まいを考えておきましょう。マイホームを買うか、実家に住むか。またはずっと賃貸なら、将来仮に月5万円の賃貸に引っ越したとして、20年の家賃で1,200万円が必要に。
しっかり貯蓄しておき、将来子どもが巣立ってから夫婦で小さめの中古物件を購入する、というのも一案ですね。

教えてくれたのは…

西山 美紀さん
西山 美紀さん

ライター、FP(ファイナンシャルプランナー)。All About貯蓄ガイド。男の子と女の子、2児のママ。
著書に『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)のほか、『お金の増やし方』(主婦の友社)等。 X(旧Twitter)

X @writerN1225

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