物価がどんどん上がって不安…
「物価がどんどん上がって不安…どうすればいい」というご相談です。
相談者のプロフィール
ママ45歳・パパ45歳・小6(男の子)・小2(女の子)
相談者's 家計簿
- パパ月収(手取り)
- 20万円
- ママ月収(手取り)
- 8万8000円
- 障害年金
- 11万8000円
- 児童手当
- 2万円
- 収入合計
- 42万6000円
- パパボーナス(手取り)
- 10万円
- ママボーナス(手取り)
- 15万円
- 貯蓄
- 950万円+α
定期預金800万円、普通預金150万円
その他貯蓄型保険あり
1カ月の支出表
- 住居費
- 48,000円
- 食費
- 60,000円
- 外食費
- 10,000円
- 交際費
- 5,000円
- スマホ(2人分)
- 11,000円
- Wi-Fi代
- 6,000円
- 水道高熱費
- 27,000円
- 日用品代
- 5,000円
- 子ども給食費
- 8,000円
- 子ども習い事代(ピアノ、英語)
- 17,000円
- パパお小遣い
- 30,000円
- ママお小遣い
- 約20,000円
- サプリメント代
- 30,000円
- 保険料
- 25,000円
- 銀行で自動積立
- 30,000円
- 支出合計
- 332,000円
※その他、年払い(年8万円ほど)の保険もあり。
チェックポイント❶
「欲しいものリスト」をつくって、優先順位の低い買い物を減らしていこう。
チェックポイント❷
新NISAで、月数千円で投資を始めてみても。「つみたて投資枠」で5年以上積み立ててみては?
チェックポイント❸
自宅で開業する場合には、セキュリティに注意。お客さんは知り合いのつながりから始めましょう。
買いすぎ・衝動買い防止には「欲しいものリスト」を!
「食品など、値上がりが不安です」という2児のママ。
絶対に手をつけないと決めている貯蓄用口座をつくり、自動積立でパパが月1万円、ママが月2万円でコツコツ貯めています。
合計1000万円ほどの貯蓄でがんばっていますね。
ただ、「洋服や化粧品、キッチングッズなど、2万円以内くらいだと衝動買いしてしまう」「食材を買ったことを忘れて、また買ってしまう」という反省があるそう。
おすすめは、「欲しいものリスト」を書き出すこと。
「優先順位の高いものから買おう」「この食材を使い切ろう」と意識が生まれ、無駄な買い物や衝動買いを減らせますよ。
スマホは、格安スマホに切り替えれば、2人で5000円ほども可能です。今後子どもがスマホを持つタイミングで、ぜひ検討を。
預貯金がしっかりあるので、少額で投資を始めてもOK。
ネット証券の口座を開き、2024年から始まった新NISAの「つみたて投資枠」で、手数料の安い投資信託を積み立ててみては。パパママそれぞれ、月3000~5000円ずつくらいがよいでしょう。元本保証はなく、一時的な値下がりもありますが、途中でやめずに5年、10年と長く続けることが大切です。
預貯金は、ネット銀行の定期預金(一般的な銀行より金利が高め)に移しても◎ですね。
ママがマッサージの資格があり、今後自宅でマッサージサロンを検討中。1回5000円で、月8万円の収入を見込んでいて、素晴しい副業になりそうですね!
ただし、自宅での開業なので、セキュリティには注意。“知り合いからの紹介のみ受け付け”“初対面の人には、住所は細かく伝えない”などと十分お気をつけてくださいね。
教えてくれたのは…
西山 美紀さん
ライター、FP(ファイナンシャルプランナー)。All About貯蓄ガイド。男の子と女の子、2児のママ。
『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)のほか、『はじめての積立投資・つみたてNISA・iDeCoもよくわかる! お金の増やし方』(主婦の友社)も好評発売中!
twitter @writerN1225