部屋をスッキリ片付けよう!叱らなくても片付く「しくみ」とは?

2024年5月5日

叱らなくてもかたづく「しくみ」をつくる。

おかたづけいかく

「子どもがおもちゃを片づけない」「せっかく片付けてもすぐに散らかってしまう」とついイライラしてしまうママは多いのではないでしょうか。

そこで子どもたちに「片付けなさい!」と叱らなくてよい収納の「しくみ」をご紹介します。

もくじ

  1. おもちゃを自分で片付けられる
  2. 季節に合った服を自分で選べる
  3. 洗濯した服を自分でしまえる
  4. お茶碗を食器棚から取り出せる
  5. ゴミを分別して自分で捨てられる
  6. お風呂におもちゃを散らかさない
  7. 習いごとの用意が自分でできる
  8. 外遊びで汚れた靴下を自分で洗える
  9. 読みたい絵本を自分で選んで楽しめる
  10. 一緒に大掃除に参加できる
  11. 作品を見て達成感を味わってほしいnew!
  12. 目の届くリビングで散らかさずに学習new!
  13. 教えてくれたのは…

※2024年5月5日更新

【片付くしくみ】おもちゃを自分で片付けられる

お片付け

おもちゃを自分で片付けられる

\だから、こうしよう!/

おもちゃ箱のフタをなくす

お片付け
今回の「しくみ」
「かたづけよう」のキモチを
途中で止めない、おもちゃ箱

子どもが開けにくいフタ付きの箱だと、かたづけだけでなく遊ぶ意欲もダウン。特に市販のブロックの箱はフックもあって、小さな子には開け閉めできません。そこでおすすめなのが、軽くて大きすぎない、フタなしの取手付きケース。種類ごとに分けて同デザインで揃えると見た目もすっきり。イラスト付きのラベルがあれば小さな子でも理解できます。

【片付くしくみ】季節に合った服を自分で選べる

お片付け

季節に合った服を自分で選べる

 

\だから、こうしよう!/

「どれを選んでもOK」な
服しか置かない

お片付け
今回の「しくみ」
子ども服は細かく「衣替え」
季節に合ったものを厳選して

もう暑いのに冬の服に着替えて、否定されるとかんしゃくを起こす…そんなことはありませんか?小さいうちは「どれを選んでもOK」にできるよう、季節外れのものは、別の場所で保管。子どもが自分で取り出せるコーナーには、数を絞った必要最低限の服しか置かないようにしましょう。

【片付くしくみ】洗濯した服を自分でしまえる

お片付け

洗濯した服を自分でしまえる

\だから、こうしよう!/

服は、持ち主ごとに
専用のカゴへイン

お片付け
今回の「しくみ」
自分のカゴのものは、
各自で責任を持ってしまう

自分の服は自分でしまえるようになってほしいもの。そこで用意するのは、家族の人数分の洗濯カゴ。洗って乾いた服は、持ち主ごとに仕分けして、それぞれのカゴへぽんぽんと入れておき、たたんでしまうのは各自で。たくさんあると億劫に感じる洗濯物も、自分のものだけなら納得いくし、すぐ終わる!とイメージできてやる気がでますよ。

【片付くしくみ】お茶碗を食器棚から取り出せる

お片付け

お茶碗を食器棚から取り出せる

\だから、こうしよう!/

家族分のお茶碗は
まとめて1個のカゴへ

お片付け
今回の「しくみ」
取っ手があるから
小さな手でも持ちやすい

子どもにも自分で出せるようになってほしい、お茶碗やお椀。そんな場合は、家族分のお茶碗とお椀をひとつのカゴに入れて、食器棚へ。引く動作が増えて面倒にも思えますが、子どもの小さな手には「重なった食器を取り出して運ぶ」ことが難しいので、実はカゴごと出して持ち運ぶ方がスムーズです。

【片付くしくみ】ゴミを分別して自分で捨てられる

お片付け

ゴミを分別して自分で捨てられる

\だから、こうしよう!/

イラスト付きのラベルを
それぞれの袋に吊るす

お片付け
今回の「しくみ」
目玉クリップで袋を吊るせば
場所を取らず、すっきり分別

子どもにもゴミの分別を教えたいけど、種類ごとにゴミ箱を用意するのは、場所を取る…。そんなときは、つっぱり棒にカードリングで分別の数だけ目玉クリップを吊るし、レジ袋を留めます。クリップに種類ごとのゴミを描いたラベルを下げれば、子どもにも一目瞭然!クリップの色をそれぞれ変えても。

【片付くしくみ】お風呂におもちゃを散らかさない

お片付け

お風呂におもちゃを散らかさない

\だから、こうしよう!/

ポールに吊るしたカゴに
入るだけ、と決める

お片付け
今回の「しくみ」
「お風呂のおもちゃは3個まで」
厳選して吊るせば掃除もラク

お風呂を嫌がる子にも欠かせない、お風呂のおもちゃ。でも、たくさんあるとごちゃごちゃするし、水垢やカビも心配です。そこで、「おもちゃは3個まで」と決め、S字フックでポールに吊るしたカゴに入れるようにすれば、散らかり防止に。自分が選んだ3個なら子どもも納得。水はけもよく、掃除もラクになりますよ。

【片付くしくみ】習いごとの用意が自分でできる

お片付け

習いごとの用意が自分でできる

\だから、こうしよう!/

習いごとの種類ごとに
ボックスで管理

お片付け
今回の「しくみ」
ボックスにラベルをつけて
遅刻&忘れもの防止

今年から新しく習いごとを始めた、という子もいますよね。でも、練習着や道具をあちこちにしまっていると、「ママ、あれがないー」と準備に時間がかかって、遅刻の原因にも。そこで、習いごとの種類別にボックスを用意。それぞれラベルをつければ、子どもも自分で用意ができ、忘れ物の防止にも。

【片付くしくみ】外遊びで汚れた靴下を自分で洗える

お片付け

外遊びで汚れた靴下を自分で洗える

\だから、こうしよう!/

お風呂場の一角に
小さな洗濯板と石鹸を置く

お片付け
今回の「しくみ」
汚れが落ちる楽しさが
実体験でわかる

外で思いっきり遊んで、靴下は真っ黒、洗濯機ではなかなか落ちない…。こんな汚れを見るとうんざりしますね。そこで、お風呂場の一角に小さな洗濯板と、泥汚れに強い固形石鹸を常備。ゴシゴシこすれば、みるみるうちに落ちていく汚れを見て、「汚れたらすぐに自分で洗う」意識が身に付きます。

【片付くしくみ】読みたい絵本を自分で選んで楽しめる

お片付け

読みたい絵本を自分で選んで楽しめる

\だから、こうしよう!/

絵本を季節でローテーション
表紙が見えるようにラックへ

お片付け
今回の「しくみ」
絵本の数をしぼって
取り出しやすく

絵本はたくさんあるけど、子どもが読む本はいつも同じ。読まない本で本棚はギュウギュウ、自分で選べないし、取り出せない…。そんなときは、読まない本は思いきって押入れにしまい、よく読む本は選びやすいよう、表紙が見えるようにラックへ。季節ごとに入れ替えれば、今まで読まなかった本に目がいくかも。

【片付くしくみ】一緒に大掃除に参加できる

お片付け

一緒に大掃除に参加できる

\だから、こうしよう!/

子ども用の
「掃除道具セット」を用意する

お片付け
今回の「しくみ」
小さな手にも扱いやすい
アイテムでやる気アップ!

大掃除の季節、子どもも一緒に作業できたら素敵ですね。でも、子どもには掃除用具が大きすぎたり、多すぎて選べなかったりと、スタート地点でくじける場合も。そんなときは、子ども専用の大掃除セットを用意。特に、100均のペットボトルにつけるブラシは、サッシレールなどの掃除に便利で、子どもにおすすめ。。

【片付くしくみ】作品を見て達成感を味わってほしい

お片付け

作品を見て達成感を味わってほしい

\だから、こうしよう!/

子どもの作品を
「季節のディスプレイ」に

お片付け
今回の「しくみ」
スラックハンガーで
絵を吊るして飾る

飾ってすぐは素敵に感じた子どもの絵。でも、いつしか日常に溶け込んでしまいます。そんな「景色化」を防ぐには、定期的に入れ替えること。市販のボトム用のシンプルな木製ハンガーを使えば、簡単に絵が替えられて、季節を感じるディスプレイの完成ですよ。

【片付くしくみ】目の届くリビングで散らかさずに学習

お片付け

目の届くリビングで散らかさずに学習

\だから、こうしよう!/

1段だけのカラーボックスを
学習デスク代わりに使う

お片付け
今回の「しくみ」
多用途に使える収納棚は
臨時の机としても活躍!

「小さいうちは親の目の届くリビングで宿題を」という家庭も多いですよね。でも、テーブルが勉強道具で占領されるのは困る、かといって学習デスクを置く場所はない…そんなときに活躍するのが、組み合わせ式のカラーボックス。正方形の1段だけを机代わりにすれば、省スペースで持ち運びも便利!自分で戻しやすいので、使った後は元に戻すことを習慣化しやすくおすすめです。

教えてくれたのは…

小堀 愛生さん
小堀 愛生さん

3児の母。株式会社SSS-Style-Plus代表取締役。NPO法人ハウスキーピング協会認定講師・二級建築士・キッチンスペシャリスト・インテリアコーディネーター等資格を保有。親・子の片づけマスターインストラクターとしても活動中。

ブログ『整理収納LABO』

このページをシェアする

週間人気記事ランキング

もっと見る