30代4人家族の家計簿公開！お金を増やしたいけど、支出の削りどころは？【ママFP西山美紀さんが診断】

2022年11月27日

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クルール読者の家計簿をママFPが診断！

ママFP 西山美紀さんがクルール読者が公開した家計簿を診断。

今の家計の問題は何？
どの費用が節約できる？

子育て家族のお金の悩みを3つのポイントで解説。自分たちにも実際に生かせるアドバイスが見つかるはずです。

節約も大切ですが、夫婦で働いて世帯収入を増やす方が効果大！

「お金を増やしたいけれど、支出の削りどころは？」車2台の買い替え費用も気になる2児のママからの相談です。

相談者のプロフィール

ママ29歳・パパ31歳・
3歳（男の子）・1歳（女の子）

購入1軒家
車2台あり（車両ローンなし）

相談者's 家計簿

パパ月収（手取り）: 25万円

ママ月収（手取り）: 3〜7万円

児童手当: 2万5千円

収入合計: 30.5〜34.5万円

パパボーナス（手取り）: 50万円

ママボーナス（手取り）: 0円

貯蓄: 700万円
内訳：普通預金460万円、子ども預金140万円、NISA100万円

1カ月の支出表

住居費（ローン返済込）: 80,000円

食費: 30,000円

外食費: 10,000円

交際費: 5,000円

スマホ代（2人分）: 4,000円

ネット代: 7,000円

水道光熱費: 25,000円

日用品代: 10,000円

幼稚園代（給食、バス代等）: 10,000円

習い事代（英会話）: 8,000円

車関連費用（ガソリン等）: 20,000円

パパ小遣い: 10,000円

ママ小遣い: 約10,000円（必要に応じて）

パパ生命保険: 10,000円

子ども医療保険: 2,000円

児童手当を子ども名義の預金へ: 25,000円

パパつみたてNISA: 30,000円

ママ投資信託積み立て: 30,000円

支出合計: 約336,000円
※ママ医療保険で年間4万円

チェックポイント❶

我が家の電気の使い方にあった電力会社に乗り換えると、使い心地はそのままで安くなることも。ぜひ確認を。

チェックポイント❷

保険は心配のあまり多く入りがちですが、万一のときに出るお金がわかれば、保険料を下げられるケースも。

チェックポイント❸

住宅以外は、ローンはできるだけ避けたいところ。車の買い替え予定があれば、資金を少しずつ準備しよう。

保険を見直す余地がありそう。車の買い替え費用の準備も！

パパにお子さんを見てもらえる休日に医療系パートに出ているママ。下のお子さんが幼稚園に入ったら、シフトを増やす予定だそう。節約も大切ですが、夫婦で働いて世帯収入を増やす方が効果大！児童手当を子ども名義の口座に貯めるなど、がんばっていますね。

スマホ代が2人で4,000円など上手に抑えています。
高騰する電気代は、「エネチェンジ」などの比較サイトで電気の使用状況を入力すると、お得な電力会社が出てくるので試してみて。乗り換えると、少し安くなるはずです！

お子さんの医療保険に入っていますが、自治体の助成で医療費がほぼ無料になるので優先順位は低いかも。その分貯めれば５年で12万円です。
パパの保険は、死亡保障・就業不能保障と医療保険のセットだそう。セットのものは見直しがしにくく、割高なケースもあるので単品で入るのがおすすめ。パパが万一の際は、傷病手当金や遺族年金も出ますし、住宅ローンも原則なくなるはず。ネットで入れる掛け捨ての保険に単品で入ると月2,000円ほど安くなりそう。新しい保険に加入する場合は、古い保険の解約前にしましょう。

近いうちに車2台の買い替え予定とのこと。できるだけカーローンを組まず、一括払いか頭金を増やしてローンを減らす方がお得なので、預金を増やしたいですね。
夫婦で投資信託を積み立てているのも◎です。車の買い替え費用確保のため、ママの投資信託積み立て（手数料が高めなタイプ）を月１～２万円ほど減らして、預金にまわしてもいいでしょう。ママの仕事の収入がアップしたら、その分、預金と投資信託の積み立てを増額できるといいですね！