今回で8回目となる『子ども元気食堂』が2月15日に開催されました。
毎回大人気で行列ができることもある子ども元気食堂。
「子どもたちの笑顔のためにできるだけのことをしたい」運営チームの思いがつまった食堂なんです!
もくじ
1.姫路市で開催『子ども元気食堂』とは?
2.運営チームの『姫路広陵ライオンズクラブ スマート支部』について
3.実際に『子ども元気食堂』へ行ってきました!
4.次回の予定
5.まとめ
1. 姫路市で開催『子ども元気食堂』とは?
近隣の小学校に配布される『子ども元気食堂』のチラシ
『子ども元気食堂』とは、「子どもの笑顔は地域の元気」をスローガンに『姫路広陵ライオンズクラブ スマート支部』が運営している食堂です。
子ども0円、大人500円で子どもたちや、子ども同伴の大人なら誰でも利用できるんですよ。
開催店の近隣5校の小学校に配布される『子ども元気食堂』のチラシをみたことがある方も多いのではないでしょうか。
不定期となっていますが、今のところ1カ月から2カ月に1度のペースで開催されているようです。
メニューは、唐揚げ豚汁定食や、おでん&おにぎり定食、ピザなど、子どもが大好きなものばかり。毎回大人気で、限定の50食を上回る人数が来店します。
できるだけたくさんの子どもたちが食べられるよう『子ども元気食堂』運営チームは前日から仕込みを開始するんですよ。
2.運営チームの『姫路広陵ライオンズクラブ スマート支部』について
子ども元気食堂は『姫路広陵ライオンズクラブ スマート支部』が中心となり、地元飲食店や、地元のサポーターが協力して運営しています。
ところで『ライオンズクラブ』をみなさんご存じですか?
『ライオンズクラブ』はアメリカに本部を置く、世界最大の社会奉仕団体。
前日に仕込みをする運営チームのみなさん
伝統的で規模の大きいライオンズクラブですが、そのなかでも『姫路広陵ライオンズクラブ』は、廣峯神社の清掃や、子どもたちが安心して登下校できるよう道路にミラーを取り付けたりするなど、身近で地域に根ざした活動をされているんです。
献立は栄養のことを考えて野菜も用意されています
みなさん、お仕事や家庭を持つ多忙な方々。
仕事や家事の合間を縫ってこのような活動をするのはなぜなのでしょうか。
運営メンバーのひとり、増尾(ますお)さんはこう話されました。
「商売を通じて地域の方々にお世話になっている。その恩返しがしたくてこういった活動に取り組んでいます」
増尾さんは、PTAの会長として長年にわたり地域や子どもたちと関わってきたそう。
「やはり子どもたちはこれからの時代を担う存在です。子どもたちが笑顔で楽しく過ごせるよう、できるだけのことをしたい」にこやかにそうおっしゃいました。
たくさんのお肉♪
私たちも子どもの保護者として、PTAや子ども会活動、交通旗当番などをする機会があると思います。
それは自分の子どもがお世話になっている地域や学校のためになりたい、という気持ちがあるからですよね。
『姫路広陵ライオンズクラブ スマート支部』が運営する子ども元気食堂も、もしかするとそういった思いの延長線上で成り立っているのかもしれません。
3.実際に『子ども元気食堂』へ行ってきました!
普段はイタリア料理を営業しているtrattoria da KakiYa(トラットリア カキヤ)さん
今回、2月15日土曜日のランチタイムに8回目が開催されました!
場所を提供してくれたのは、イタリア料理を営業しているtrattoria da KakiYa(トラットリア カキヤ)さんです。こちらのお店のオーナー、宇垣さんは『姫路広陵ライオンズクラブ』の会長さんだそう。
オープンの12時近くになると続々とファミリーのにぎやかな声が♪ やはり近隣の方が多いみたいですね。
看板やのぼりも用意されていました
ペットボトルキャップ活動をしているのを知って、子どもたちが持ってきてくれました
たくさんの人に食べてもらえるようこんなに大きい鍋3つ分のカレーが用意されています
店内は笑い声いっぱいでにぎやか。運営スタッフは大忙し!
子どもの多い店内はにぎやかです。
スタッフはとっても忙しく立ち回っていますが、配膳するときに必ず子どもたちに「熱いから気をつけてねー」と声かけをしていたのが印象に残っています。
また自主的にコップにお水を注いでいる子どもも多くいましたよ。
普通のレストランではあまり見かけない、アットホームな場面だと感じました。
中川さんファミリー、湊太(そうた)くんと瑛麻(えま)ちゃんは『子ども元気食堂』リピーターだそう
来店していた中川さんファミリーにお話をうかがいました。
前回の『子ども元気食堂』で食べたピザがボリューム満点でおいしかったので今回も来店したそう。
湊太(そうた)くん(7歳)にカレーの味の感想を聞くと、「からくなくておいしいよ!」とかわいく応えてくれました♪
1歳7カ月の葵(あおい)ちゃんもパクリ。今日の最年少さん
2歳の朔(さく)くん。お味はどうかな?
葵ちゃんのママと朔くんのママはお友達同士で来店。小学校で配られるチラシだけじゃなく、口コミでも『子ども元気食堂』の輪は広がっているんですね。
本日のカレーライス! サラダやウインナーがうれしい♪
今日は64名(大人30名 子ども34名)が来店しました。カレーは多めに用意されていたので全員食べられましたよ。
子どもたちにおやつのおみやげも用意されていました
◆今回、場所を提供してくれたお店
店舗名:trattoria da KakiYa(トラットリア カキヤ)
住所:姫路市田寺1-10-9
4. 次回の予定
なんと次回の予定はすでに決まっています!
開催予定は4月18日。メニューは牛丼の予定です。楽しみですね!
お店は姫路市北今宿にある『海神(わたつみ)』さんです。
近隣の学校にはチラシが配布されますよ。
それ以外の方、詳細は『子ども元気食堂』のwebサイトで公開されるのでチェックしてみて♪
『子ども元気食堂』webサイト:https://genkishokudo.net/
くずし割烹 海神(わたつみ)さん
店舗名:くずし割烹 海神(わたつみ)
住所:姫路市北今宿1丁目7-26
日時:2020年4月18日(土曜)12:00~13:30
メニュー:牛丼50食限定(予定)
料金:大人500円、子ども0円
駐車場:スペースに限りがあります。できるだけ徒歩や自転車で行ってくださいね。
5. まとめ
『姫路広陵ライオンズクラブ スマート支部』が運営する『子ども元気食堂』は、子どもたちにおいしいごはんを食べて笑顔になってほしい! という思いがつまった食堂です。
子どもが笑ってると私たち大人もうれしいですよね。
地域のコミュニケーションの輪が広がってひとりでも多くの子どもが笑顔になれるといいな、と感じた1日でした。