がんばらない、でも罪悪感なし!家族の休日を楽しむ方法【わが家の働き方改革】

2020年5月27日

【2019年8月号掲載】

わが家の働き方改革

今までの仕事と家庭の関係を見直して、 これからの「共働き」を考えよう!
休日もやることいっぱい…でも楽しめる休日の過ごし方、つまらないと感じさせない工夫とは?

 
もくじ

1.「計画を立てるのが大変…」子どもに計画してもらおう!
2.「休日もやることいっぱい…」がんばらないプランを選ぼう!
3.「夏休み、何しよう?」親子で見聞を拡げよう!
4.今回のPoint
5.教えてくれたのは…

「計画を立てるのが大変…」子どもに計画してもらおう!


平日は仕事と家事・育児で大忙し。休日くらい子どもと遊びたいけど、溜まった家事や用事が…。 そんなママ・パパに今回は、疲れない・無理しない、罪悪感もナシ!の休日の過ごし方をご提案。また、今年の夏休みは9連休というママ・パパも多いはず。夏休みを家族で有意義に過ごすアイデアもご紹介します。

そもそも忙しい親には、休日の計画を立てることからプレッシャー。わが家は基本的に、子どもに「何したい?どこへ行きたい?」と聞いちゃいます。「動物園行って、それから水族館に行って…」と、やや無理なことを言ってくることもありますが、「電車の移動にこのくらいかかるから、両方行くのは難しいよ」と教えれば、ちゃんとわかってくれますよ。

一から子どもに聞いてみるのが難しければ、子どもに選択権を与えるのもおすすめです。先日わが家でも、「SLの模型を見る」「きれいな橋を渡る」「ティラノサウルスの化石を見る」の3つから子どもに選んでもらいました。子どもは「ティラノサウルス!」と即答し、ノリノリでお出かけ(笑)。子どもは、自分で選択できると満足度がアップします。子どもが主体的に考える良い訓練にもなるので、ぜひお試しを。
 

「休日もやることいっぱい…」がんばらないプランを選ぼう!


平日は仕事。休日は溜まった家事。でも子どもは遊びに行きたいと言う…。そんなとき、すかさず「洗濯を手伝ってくれたら、遊びに行く時間ができるよ」と子どもにお手伝いを頼むと、子どもは張り切ってお手伝いしてくれるかもしれません。子どもにお手伝いも覚えてもらえて、一石二鳥です。

また、忙しい、疲れているときは、無理しないプランを選ぶのも手。図書館や公園など近所を探検する、地域の親子・子ども向けイベントに参加するなど、遠出をしなくても楽しむ方法はたくさんあります。「おもちゃ屋さんを3軒はしごしよう!」なども、大人には特別なことではなくても、子どもには特別な体験ですよ。買えるものの予算は限られているよ、というお金の価値を伝える経験にもなります。

日頃はママと子どもが一緒に過ごすことが多いなら、休日は父子でお出かけをして、ママ一人の休日にするのもアリ。雑貨屋さんやカフェを訪ねたりして、ママもリフレッシュしましょう!

「夏休み、何しよう?」親子で見聞を拡げよう!


長いお休みには帰省して、親戚の集まりなどに参加するのも良い過ごし方です。子どもは、普段会う機会がない幅広い年代の大人や子どもたちと交流し、社会性を身につけたり、世界を拡げたりできるでしょう。

また、旅行をするなら、旅先でさまざまな職業の人たちが働く姿を子どもに見せてはいかがでしょうか。わが家はよく、空港や駅、お店などで働く方たちにお話を伺っています。サービス業の方たちはたいてい、快くお仕事の話をしてくださいますよ。子どもの職業観を養うことができ、働くママ・パパも発見があるかもしれません。

親子で見聞を拡げるもよし、がんばらないプランもよし。わが家なりのスタイルで、休日を楽しんでくださいね。
 

今回のPoint

教えてくれたのは…

堀江 咲智子 さん 


株式会社ワーク・ライフバランス コンサルタント。
株式会社ノーリツにて商品企画・開発・販売を経験。
女性活躍推進プロジェクトも務め、プロジェクトにやりがいを感じたことから
2012年より現職。5歳の男の子のママ。

 

 

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