ママの夢、かなえよう【ドリカムママ/coHARERUYA  小野亜希さん】

2020年5月27日

【2018年12月号掲載】
\ ママも私らしくハッピーに生きましょう! /

どんなに忙しい日でも、おいしくて、健康に優しいものを家族に食べさせたい。 そんな想いから生まれたのが「糀スムージー」です。 忙しいママたちの頼れるアイテムにしていただければうれしいです。



coHARERUYA  小野 亜希さん

姫路市在住。中学1年生の女の子のママ。子育てを経て「食」への関心が高まり、栄養士資格を取得。「糀スムージー」などオリジナルの発酵フードを開発・販売。2018年工房兼ショップの「coHARERUYA」を開店する。
住所:姫路市威徳寺町11-2
https://www.instagram.com/co.hareruya/
 
もくじ

1.一人暮らしで気付いた「食」の大切さ
2.忙しさの最中に生まれた「糀スムージー」
3.けっして無理はせず、今の自分にできることを懸命に
4.亜希ママのドリカムへの道

一人暮らしで気付いた「食」の大切さ

「人をキレイにする仕事に就きたい」と、大阪で美容関係の仕事をしていました。仕事は充実していたのですが、忙しさに加えて親元を離れるのが初めてだったこともあり、つい食事をおろそかにしていたんです。食生活の乱れは、肌荒れや体調にも影響を及ぼし、「食」の大切さを実感しました。実家であたりまえに食べていたものは、無添加の食材や調味料を使った栄養バランスのとれたものばかり。母が毎食手の込んだ料理を作りながら、家族の健康をいかに守っていてくれていたのかを知ったんです。

自分が母親になると、さらに食への意識は高まり、「娘に安全でおいしいものを食べさせたい」と思うようになりました。食品表示を確かめながら食材を選び、栄養バランスを考えて食事づくりをするうちに、「いつか食に関わる仕事がしたい」と考えるようになったんです。オリジナルフードの販売やお店づくりの夢を抱き始めたのですが、私にとって何より大切だったのは娘との時間でした。そこで、その成長に合わせながら独立する日までに自分がすべきことを計画していったんです。娘が5歳になるのを待って保育園に預けると、2年制の専門学校に進学して栄養士免許を取得しました。

忙しさの最中に生まれた 「糀スムージー」

卒業後は保育園や大手コーヒーショップ、カフェなどで働き、調理経験を重ねながら店舗運営やマネジメントについても実践で学びました。「仕事は娘が小学校から帰るまで」と決めていたため、商品開発は高学年なってからでした。日本の食と健康を支えてきた「糀」が播磨発祥の物と知り、糀を使った調味料や発酵フードづくりを始めたんです。それを地元のマルシェなどのイベントで販売すると、1年もせずに多くの方が私の商品を求めてくださるようになりました。次第にカフェの仕事との両立は難しくなり、オリジナル商品の製造・販売に専念することになったんです。

平日は商品づくり、土日はイベントで販売というワークスタイルになると、時間を惜しんで仕事に打ち込むようになりました。どんどん仕事量は増え、いつしか家族の朝食づくりもまともにできないほどになってしまったんです。「こんな時に身体に優しくて、保存ができて、手軽に食べられるものがあれば…」と考え抜き、生まれたのが「糀スムージー」でした。栄養価が高くて「飲む点滴」とも言われる甘酒の製造工程をベースに、フルーツをプラスするなどの改良を重ねたドリンクです。試飲を続けてくれていた家族からも「飲みやすい」と好評で、イベントで販売すると瞬く間に口コミで広がっていきました。

けっして無理はせず、 今の自分にできることを懸命に

「糀スムージー」の評判が高まるにつれて忙しさは増し、とうとう昨年末に入院するほど体調を崩したんです。追い打ちをかけるように、年明けには転倒して大ケガを負い、いよいよ働き方を見直す必要性を感じました。

活動拠点となる物件探しを始めると、タイミングよく野里商店街で若手起業家に空家を安価で貸し出す取り組みが始まったんです。その二号店として選ばれ、今年5月にショップ兼工房「coHARERUYA」をオープンしました。糀の発酵から商品のパッケージまですべて手作業でしている上、定期購入いただいているお客様も多いため、ショップを開けられるのは週一日のみですが、ようやく自分のペースで仕事ができるように。

娘も中学生になって忙しくしていますが、互いの時間を合わせることで母娘の絆も深まりました。 自身の経験から、「共働き家庭の朝食に」と販売した「糀スムージー」は、離乳食の始まったお子さんや栄養補給したい産後のママさんなど、私の想定を超えて幅広い方にお求めいただいています。今後はもっと多くの方に「糀スムージー」を知っていただく活動や、新商品の開発に取り組んでいます。「今の自分ができること」と「世の中に求められていること」を見極めながら、無理せず楽しみながら仕事を続けていきたいと思っています。

葉月ママのドリカムへの道


 2005年 長女を出産
 2009年 専門学校に入学 
 2011年 専門学校を卒業
                 保育園に栄養士として勤務
 2014年 コーヒーショップやカフェで働く 
 2016年 イベント出店を開始
 2018年 coHARERUYA をオープン
 



娘が小さい頃から、 一緒にイベントに行ったり、 おいしいものを食べに行ったり していました


甘酒をベースに、 季節のフルーツを加えて 飲みやすくした糀スムージー。冷凍保存もできるので便利です


2018年5月にオープンした 野里商店街にある工房兼ショップ 「coHARERUYA」

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