子どもの作品のおかたづけ【おかたづけ日和】

2021年5月4日

【2018年4月号掲載】
*今回のテーマ*
子どもの作品のおかたづけ

作品を残すのなら、
コンパクトに、見やすく


年度末、園や学校から絵や工作をたくさん持ち帰る季節ですね。どれもこれも、子どもたちの成長の証。大事に取っておこう…となります。でも、「その先」のことを考えていますか?最初は「こんなに上手にできたのね!」と感動した作品も、数年経てば「これ誰の?何歳の頃だっけ?」と記憶も曖昧。絵は黄ばみ、工作は壊れてしまいがちに。
思い出の作品も、高価な美術品も、人目に触れてこそ。しまったまま劣化しては意味がありません。しまいこむだけなら思い切って手放し、残すなら「コンパクトに、見やすく」。年度末のこの機を逃さず、作品のおかたづけを始めましょう!

 
もくじ

1.思い出も、美術品も、人目に触れてこそ輝くもの。
2.ありがちなNGおかたづけをチェック!
教えてくれたのは…

思い出も、美術品も、人目に触れてこそ輝くもの。


● 思い出の詰まった「開かずの段ボール」
絵も工作もまとめて段ボール箱に押し込んで、クローゼットに。将来もずっと、この段ボール箱が開かれる予定はなさそうです。
 


● いつでもパッと開いて鑑賞OK。1年分を1冊のファイルへ!
かさばる工作や多すぎる絵は写真を撮って処分。残す作品は厳選し、1年分を1つのファイルにまとめてカゴの中へ。子どもごとにファイルの色を変えて、分かりやすくまとめてみて♪

2.ありがちなNGおかたづけをチェック!

NGその1


もう飾る場所がない!置いておくうちに壊れる工作
園でつくった作品など、とにかくかさばる工作。ごちゃごちゃと飾っているうちに壊れてしまい、ボロボロになってから捨てることも…。


キレイなうちに、子どもと一緒に写真で残す!
作品は持って帰った時のキレイなうちに、写真に撮ってアルバムやデータで残しましょう。お面や冠なら、子どもが被った状態で撮ると楽しい思い出に♪


 

NGその2


お気に入りの絵も、ただしまっておくだけ…。
「すごい、上手!」と思った絵も、まとめて紙袋に入れたまま。「飾りたいけど、ぴったりな額もないし」なんて嘆きが聞こえてきそう。


ボトム用ハンガーで季節のディスプレイ
ボトム用のシンプルなハンガーを使って壁に飾れば、絵も簡単に入れ替えられて、季節を感じる素敵なディスプレイの完成です。
 

教えてくれたのは…

整理収納コンサルタント
小堀 愛生(こぼり めぐみ)さん

『SSS-Style+(エスエスエス-スタイルプラス)』主宰。NPO法人ハウスキーピング協会認定講師・二級建築士・キッチンスペシャリスト・インテリアコーディネーター等資格を保有。親・子の片づけマスターインストラクターとしても活動中。
ブログ『整理収納LABO』
 

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