子どもの教育費、いくら準備したらいい?【ママFP 西山美紀のMoney lesson】

2020年10月21日

【2018年10月号掲載】
読者の相談に、ママFPの西山美紀さんが家計診断!

 
もくじ

1.今回の家計のお悩みは
・チェックポイント❶ 
 お子さんが大きくなるにつれて学校の費用、
 習い事代アップに注意

・チェックポイント❷ 
 先取り貯蓄で月8万円貯まる
 仕組みがあるのが素晴らしい!

2. 教育費は子ども1人につき
   300万円以上を目安に

3.教えてくれたのは…

今回の家計のお悩みは

「子どもが3人いて、将来は大学または専門学校に進学予定です。3人同じようにお金をかけてあげたいのですが、どれくらい準備したらいいでしょうか?」というご質問です。


今回のお悩みママの1カ月の家計



   
 

小学生2人と入園前のお子さんがいて、今が一番お金がかからない時期。
今後、幼稚園代(月に2~4万円程度)や習い事代(1つあたり月に5,000~7,000円が一般的)などがかかるので、「一番下の子が幼稚園に入ったらパートをはじめ、小学生になったら正社員を目指します」とおっしゃっていて、それは大正解です。

 

   
 

財形貯蓄と投資信託の積み立てで、月8万円を貯めています。
このような“先取り貯蓄”は、残ったお金を全部使い切っても貯蓄が確保されるので、とてもいい貯め方ですね。
また、児童手当を半分貯めているのも◎です。
できれば児童手当をすべて貯めるようにすると、貯めるスピードがいっきに上がりますよ。

教育費は子ども1人につき300万円以上を目安に

毎月の貯蓄の目安は、収入や子どもの人数、共働きか否かによっても異なりますが、手取り月収の1割から貯めはじめ、2割以上貯められると理想的です。相談者さんは2割以上貯められていますね。

お子さんは大学もしくは専門学校へ進学予定だそうで、高3秋までに教育費として1人あたり300万円以上を貯めたいところです。相談者さんは、1人300万円貯まるタイプの学資保険で、最低限はクリアしています。

あとは、私立進学や一人暮らしなどの可能性も考えて、お子さん1人につき、もう100万円以上貯められると安心です。多めに準備して余ったら、将来お子さんの結婚お祝い金などにも使えますよ。

また、教育ローンも気になっているそうですが、教育ローンや奨学金は、いざというときの最終手段にしましょう。返済不要の奨学金なら別ですが、そうでない場合は返済時に大きな負担になるからです。高3秋までまだまだ時間があるので、まずは貯蓄で準備していきましょう。

また、3人のお子さんに平等にお金をかけてあげるには、お子さん名義の通帳を3つつくるのがおすすめ。第1子で使いすぎて、第3子で使えるお金がなくなった!ということを防げます。

教えてくれたのは…

西山 美紀 さん 


ライター、FP(ファイナンシャルプランナー)。
All About貯蓄ガイド。12歳の男の子と10歳の女の子のママ。
『お金が貯まる「体質」のつくり方』(すばる舎)が好評発売中。
   




 
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