【2017年6月号掲載】
「片栗粉でわらびもちができる」って 知ってました?
子どもと一緒に料理をしたいけど少しハードルが高いもの。
まずはお菓子作りから始めてみませんか?
忙しい毎日の中で、ママも子どももホッと一息。
夏にぴったりな和菓子でおいしい 〝和カフェ〟を始めましょう♪
自宅で子どものための英語教室を開く美由貴ママ。
美由貴ママの“ホッと一息つく時間”はいつですか?
「瑛愛を園バスで送り出してから掃除を済ませた後、瑛愛が帰ってくるまでの10時から14時頃かな。コーヒーを入れて、撮りためたドラマを見ます。海外ドラマは英語の勉強にも息抜きにもなって、一石二鳥♪」
そんな美由貴ママと瑛愛ちゃんに、わらびもちを手づくりして楽しむカフェタイムを体験してもらいました。
さて、感想はいかが?
「わらびもちは夏の定番ですよね。よく食べるけど、つくったことはなかったな~。ジャムなどを混ぜるといろんな色になるなんて、カラフルで素敵♪ひんやりデザートって、手づくりすると手間がかかるイメージだったけど、わらびもちはお鍋1個でできちゃうなんて、手軽ですね!コーヒーが好きだから、“珈琲わらびもち”もいいな。ぜひ夏につくってみます!」
楽しい親子のカフェタイムを☆
もくじ
◉片栗粉で作る♪基本のわらびもち
◉【レシピ①】珈琲わらびもち
◉【レシピ②】ジャム入りわらびもちでフルーツポンチ
◉「おやつの時間」って?
片栗粉で作る♪基本のわらびもち
【 材料(直径5cm×深さ3cmのもの10個分)】
* 片栗粉…50g
* 砂糖…30g
* 水…250㏄
* 黒蜜・きな粉…適量
【下準備】
❶ 鍋に片栗粉・砂糖・水を入れ、よく混ぜる。
❷ 中火にかけ、木べらでときどきかき混ぜる。
❸ 白っぽく固まってきたら、透明になるまで混ぜ続ける。
❹ 冷水にとり、ひと口大にちぎる。
❺ きな粉と黒蜜をかけて食べる。
ひたすら ぐるぐる 混ぜるべし。
あっという間に変化する 様子を、
よそ見せず 見届けるべし。
ぷるぷるした感触を 味わいつつ、 ちぎるべし。
とろ~り黒蜜と きな粉を絡め、食すべし。
【レシピ①】珈琲わらびもち
【 材料 】
* 基本のわらびもちの材料
* インスタントコーヒー…3~5g
* コーヒー用ミルク…適宜
【作り方】
❶ 鍋に基本のわらびもちの材料とインスタントコーヒーを入れ、よく混ぜる。
❷〜❹ は、基本のレシピと同様。
❺ 器にちぎった珈琲わらびもちを入れ、お好みでコーヒー用のミルクをかけていただく。
【レシピ②】ジャム入りわらびもちでフルーツポンチ
【 材料 】
* 基本のわらびもちの材料
* お好みのジャム…50g
* お好みのフルーツ…適量
* 炭酸水またはサイダー…適量
* ミント…適宜
【作り方】
❶ 鍋に基本のわらびもちの材料と、お好みのジャムを入れてよく混ぜる。
❷〜❹ は、基本のレシピと同様。
❺ 器にちぎったジャムわらびもちとお好みのフルーツを彩りよく入れる。炭酸水又はサイダーを注ぐ。最後にミントをかざる。
「おやつの時間」って?
「おやつ」の語源は「お八つ」。午後2~4時は昔でいう「八つ時」にあたることから、その頃食べる間食を「おやつ」と呼ぶようになりました。
幼児期の子どもはまだまだ1回に食べられる量が限られているため、1日3回の食事だけでは、必要なエネルギーや栄養素を摂ることが難しいのです。
そこで大切なのが「おやつ」。食事を補って、毎日のコミュニケーションにもつながるおやつを、親子で楽しみたいですね♪
その名の通り、もともとはワラビの根から取れる「わらび粉」を使ってつくられていたわらびもち。平安時代から食べられていたとも伝わっています。
しかし、わらび粉はつくるのに非常に手間がかかり、高価。そこで、江戸時代から葛粉などを混ぜるようになり、現在市販されているわらびもちは、サツマイモやタピオカから取られたデンプンを主原料としたものが多くなっています。
【撮影場所】マレアハウスデザイン
【撮影】b-studio
【コーディネート】湯原耐子
【ヘアメイク】野澤麻美
【企画・レシピ】金原恵美