自然素材がいっぱい
秋の公園を遊びつくそう!
強い陽射しがやわらぎ、過ごしやすい季節の到来です。
色が変わりつつある葉っぱやどんぐり、まつぼっくりなど、 秋の公園は自然の恵みの宝庫です。 自然素材を使って、身体を動かしたり、工作したり、 親子でクイズをしたり、いろんな遊びを楽しみましょう。
もくじ
1.秋の実りのお弁当
2.葉っぱの仲間探し
3.葉っぱのモビール
4.どんぐりの皿移しゲーム
5.ひっつき虫の的当て
6.まつぼっくりの投げ入れ遊び
7.落ち葉の魚釣り
8.落ち葉の色集め
9.どんぐりごま
10.お絵描き
11.教えてくれたのは…
秋の実りのお弁当
葉っぱやどんぐり、まつぼっくり、赤や緑、白の実を集めて、お菓子の箱や卵ケース、紙皿の上に、キレイに並べたら秋の実り弁当のでき上がりです。おうちのなかで飾る場合は、どんぐりには虫がいる可能性が高いので下処理をしましょう。
どんぐりの下処理の仕方
- ❶
- 鍋にどんぐりを入れ、あまりぐらぐらさせないように注意しながら約5分煮ます。(専用のなべを用意しましょう)
もしくは、2日間冷凍庫で凍らせます。
- ❷
- その後、1週間ほどしっかり乾燥させたら完成!
葉っぱの仲間探し
風の吹き溜まりのような場所にはたくさんの種類の葉っぱが集まっています。そんな場所を見つけたら葉っぱの仲間探しをやってみましょう。
ママが1枚取ったら、同じ種類の葉っぱを子どもが探します。また、カルタのように、「イチョウ」や「モミジ」など、声に出して探すのも楽しいです。幼い子どもには「ギザギザの葉っぱ」とか「細い葉っぱ」でもOKです。
葉っぱのモビール
集めた葉っぱの茎の方に麻糸を結び、小枝にくくりつけて、上手にバランスをとりながらモビールを作ってみましょう。
おうちや庭に飾って、公園での葉っぱ集めなど楽しかったことを話すのもいいですね。
どんぐりの皿移しゲーム
子どもはどんぐり集めが大好き。集めたどんぐりを使って、皿移しゲームに挑戦しましょう。
プラスチックや紙の皿を用意して、ママは菜箸、子どもは割り箸で挑戦です。お箸を持つ練習にもなりますし、幼い子どもならスプーンを使えば楽しくトライできます。
ひっつき虫の的当て
投げられるぐらいの重さのひっつき虫が手に入ったら、ぜひ遊んでほしい的当てゲーム。少し離れた場所から中心の円に向かって投げます。ピタッと吸い付くようにボードにひっつくのが快感です。点数を決めて競い合うと盛り上がります。
的当てボードの作り方
- ❶
- ダンボールを適度な大きさに切る
- ❷
- フェルトのような毛羽だった布を貼りつける
- ❸
- 円を描く
まつぼっくりの投げ入れ遊び
枝で地面にぐるんと円を描き、少し離れた場所からまつぼっくりを投げ円の中に入れる遊びです。いくつ入るか家族で競いましょう。
コロコロ転がして入っても得点になります。慣れてきたら少しずつ離れて投げると難易度が上がって楽しめます。
落ち葉の魚釣り
赤い葉っぱや黄色い葉っぱ、大きい葉っぱ、小さい葉っぱ、いろんな種類の葉っぱを集め、クリップを付けて魚に見立てます。次に釣り竿を作ります。「何匹釣れた?」と聞きながら魚を一緒に数えましょう。自然と数の概念が学べます。
釣り竿の作り方
- ❶
- 小枝に麻糸を結ぶ
- ❷
- 麻糸の先に磁石を巻き付けテープで貼りつけたら完成
落ち葉の色集め
いろんな色の葉っぱを集めて、季節の移り変わりで色づく様子をグラデーションにして並べてみましょう。
緑から黄色、オレンジ、赤…、「どっちが赤いかな?」と比べるのも楽しいです。
どんぐりごま
どんぐりにキリで穴を開け(危ないので必ず大人が穴を開けてください)、つまようじか竹串を挿します。
子どもでもカンタンにどんぐりのコマ回しが楽しめます。
お絵描き
画用紙の上に葉っぱや木の実をボンドや両面テープで貼りつけると、かわいいお絵描きの完成です。
ひっつき虫を使えばハンドタオルの上でお絵描きもできます。カンタンで楽しいので幼い子どもに人気です。
教えてくれたのは…
いなみ野水辺の里公園スタッフ
いなみ野水辺の里公園は、遊具のない公園です。その代わり自然はいっぱいあります。葉っぱやどんぐり一つからでも想像力次第で遊びの幅がぐーんと広がります。自然と触れ合える遊びを紹介しますので、水辺の里公園へ遊びに来てください!