＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
日本玩具博物館　冬の特別展
「世界のクリスマス」
〜喜びの造形〜
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

恒例となった日本玩具博物館のクリスマス展。本年は、世界55ヶ国のクリスマスに登場するオーナメントを、北ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、南ヨーロッパ、北部アメリカ、中南部アメリカ、アジア、アフリカの8つの地域に分けて展示し、各地のクリスマス飾りの特徴を紹介します。本場ヨーロッパの伝統あるオーナメントはもちろん、今回はメキシコやペルー、ブラジルなど、ラテンアメリカ諸国の民芸的なクリスマス造形が見どころです。
■展示総数 世界55ヶ国 1000点

【展示解説会】※自由参加制（入館料が必要）
日時：11月23日（木・祝）・12月3日（日）・10日（日）・24日（日）
恒例の展示解説会は、世界各地のクリスマス飾りの特徴について、同館学芸員が展示品を取り出しながらご案内します。ドイツをはじめ、各国のキャンドルに日を点し、クリスマス行事の意味についてお話しします。

【ワークショップ・毛糸細工のクリスマス飾りを作ろう！】※申込制（入館料が必要）
日時：12月9日（土）13：30〜 15：00
会場：6号館 2階講座室
参加費：500円
メキシコ・ナヤリト州に居住するウィチョルの人々の間に「オーホ・デ・ディアス（神の目）」と呼ばれる毛糸細工のオーナメントが伝承されています。子どもたちが健康に育つことや、食べ物を充分に得て生活が成り立っていくことを願って、祭礼時の空にかかげられるもの。またラトビアの「サウリーテ（太陽）」はオーホ・デ・ディアスと共通性をもつ造形です。このオーナメントを取り上げ、意味を考えながら製作して講座室の窓を飾ります。